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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■お別れ。
まめの身体を送り出した後、部屋がひどく広いように感じられた。「一人ってこんなに寂しかったっけ」と思った。十数年振りに、大声を上げて泣いた。頭が痛くなって目眩がするほど泣いた。涙が一杯出た。
ここに書いたことが、たった三時間のできごと。
もう一度眠って起きたら、明日からはまた二年前の続きのような日が繰り返すのだろう。死は日常のことであって特別なことではない。何れ自分にも来る。
死後の世界があるかどうかは死んでみないと判らないが、もしもそうしたものがあるのならば、そこでまた会えたらいいね、といまは思っている。
12月29日(月)
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