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日常茶飯事×日常茶目仕事
by アキラ
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■waiting for it ...
雲が割れて 光が差して 彼は消える
何度そんな夢を見ただろう。
光は差しているのに、彼の上に優しい雨が降り注いでいる。
彼は伸びた前髪の間、まぶしそうに目を細めて翳んでゆく。
いつもの様に優しく微笑んだままで…俺を残して。
ああそうだ、覚えている。
この風景、雨、そして彼は夢と同じように赤い。
右手の小さなぬくもりを優しく握りなおす。
雨が降っている、妻の描いた女神が見える。
あの時と同じ木陰で雨宿りをしている。
「ぱぱ」
小さな娘の手を引いて。
あのときの誰一人、今は隣に立つことがない。
雨宿り。
早く晴れるといいと言いながら
もう少しだけと乞い願う。
彼が消えた通りの向こう
娘は不思議そうに、馬鹿な父親の視線の先を見ている。
03月26日(金)
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