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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■コード・ブルー/ドクターヘリ緊急救命最終回
でも、もうラストに2009年春にスペシャルがあるそうで(;^_^A
ま、楽しみですけど、結構評判良かったんですかね。
コード・ブルー的な話しから。
あの6話はあかんね(T-T)
藍沢のおばーちゃん。島かおりさんがまた上品で。なのに「誰だい?泥棒。あたしのお金返せ!」って、入院して手元に財布が無いと不安で、認知症のせん妄で取られたと暴れるんですよ。
で、大学から?実家(ばーちゃんち)を離れて生活してる事もあり?認知症でもあり、藍沢の事が孫だとわからないんですね。藍沢にまだ医学生で頑張ってる孫の事を嬉しそうに話すんですね。
認知症がそういう症状だとわかっていても、自分がわからない大事なばーちゃんは切ないですよ。
しかも今回の転倒を機に認知症がすすんだとしたら、ばーちゃんは元気だと、頑張って名医になるのが自分の為だけどばーちゃんを喜ばせる恩返しでもあると思ってる藍沢が、実家に帰ってなかったとしたら、突然過ぎますよ。
同居しててもある日突然やってくるらしいですけど。
身内が傍にいるのが薬だって言うけどつらいですね。
で、クライマックスです。「じゃあそんなに買い物したいなら行こう」と藍沢は院内の購買店に連れていくと、ばーちゃんはお菓子を山ほど買い続けるの。藍沢は「また来れるんだから、持てないだろ?」って止めようとするんだけど、そこでばーちゃん言います。
小さい頃思う存分孫にお菓子を買ってやれなかった。あの子は今、一人で医者になるために頑張ってるんだよ。だからお菓子を買ってやりたいんだよ。一人で頑張ってるあの子にいっぱい買ってやりたいんだよ。
クール藍沢の目が、あぁ自分の為だったんだとわかりはじめてうるむ。ばーちゃんの台詞終わりには、たまらなく涙をこぼれるままにばーちゃんを背中から抱き締める。ばーちゃん、俺が耕作だよ、もういいんだよって、でもばーちゃんは俺が耕作ってわからなくなってて……。抱き締めて泣くがまましか出来ない。
多分何回見てもここは泣くな。泣かずに見れないよ。てか、今、打ちながら目がうるってるし(;^_^A
その様子をフェロー仲間たちが見てるんだけど、あの直後の藍沢はあの場をどうしめたのかね〜。ドラマはそこでエンドだったけど。
藍沢のばーちゃんは、藍沢が耕作だとわからないけど、他の誰かだとお箸投げて食べなかったご飯を、藍沢の時はお箸は投げても、藍沢がつまみ食いすると真似て手で食べだした。藍沢だからか、手でつまみ食いしたのがおもしろかったからか、わからないけど。
症状が落ち着いてやがてばーちゃんは救命センターのある病棟から一般(高齢者用?)病棟に移っていく。
相変わらず、藍沢を耕作とはわからないが。
最終回が、結局命の問題は個人一人の事でなく、家族や大切な誰かとの繋がりで成り立ち、その為のチャンスを病気で奪われそうになったり、また病気をきっかけに取り戻しそうになったりする時間の引き延ばしやらで手伝うのが医者の仕事なのかもしれない。
と言うような会話で終わり、登場人物それぞれの日々が描かれていくのだが、藍沢にあるのは、ばーちゃんに散歩しようと買ってきた帽子を渡すという短いシーンだ。藍沢にとってはばーちゃんであり患者であるが、ばーちゃんにとっては誰かさん(医者とはわかってる?)としか思われていないことをわかりながら。
でも一瞬、藍沢が立ち去ってから、ばーちゃんが不思議な表情で藍沢を見る。加療により良くなる可能性がある認知症なのであれば、もしかして、というシーン。
りょう演じる三井先生の、申し訳なさすぎて、もしくは泣き出す前にそこを離れたくて患者の遺族に対して「後の説明は看護師から」としか言えず去った事が、遺族(あなけんでしたね)には事務的に聞こえてしまったばかりに裁判沙汰になり、三井先生は謝罪の機会を失い溝が深まるまま時間が過ぎたというエピソードも興味深かったですけど、
やっぱり私にはこの藍沢とばーちゃんのエピがたまらんわけです。
最終回は、安全確認が出来ない中でどこまでギリ、救命するかという場面で…。
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09月11日(木)
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