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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■アジア映画祭り〜ターン・レフト・ターン・ライト〜
祭りって言っても、今回は「ターン・レフト・ターン・ライト」だけです。
しかもアルフィー祭りの前にダッシュで観たので、VHSだったし、せっかくの二人の学籍番号も電話番号も、数字に弱い私には記憶に残らない。もっかい観たい、つか、いっそDVD欲しい。「藍色夏恋」と、2枚で幾らキャンペーンにならないかな〜。

「藍色夏恋」より随分大人の二人が、童話みたいな恋をする。「藍色夏恋」は自転車で町を疾走するが、この二人は町や街や公園で、立ち止まる。実際は歩いたり走ったりしてるのだが、実は二人が側にいるのに逢えないとわかって、歩き回り走り回りしてからの方が、立ち止まっている、動けない二人を感じる。

おかしくて、ありえなくて、ロマンティックなのは絵本をもとにしてるとか某アマゾンに書いてあったけど、だからかな。

あ、そういえば、「藍色夏恋」の感想は、断りもなくはげしくネタばれしてました。観た人に向けて書いてたから(笑)←笑ってるよ・・・もしかがっかりした人、この場を借りてごめんなさい。PCが使えたら、頭にネタばれ注意って修正かけることを覚えとけるかな・・・。

「ターン・レフト・ターン・ライト」も、ネタばれるかな?ラテ欄くらいには。
人に、ついでにレンタルを頼んだのよ。金城武の「LOVERS」を借りてきてって、したらないってんで、取り敢えず観たことあるやつ?って電話があって、ない、聞いたことあるようなないようなだ、ってんで(「タイガー&ドラゴン」の影響)借りてきてもらったの。準新作なのも知らず。

金城武が出てること以外、何も知らず。パッケージも見てないし。観る前は、アクションものかと、観だして最初はファンタジー・ホラーかと思いました(笑)で、だんだん観てるうちにタイトルの意味がわかってくるのね。

ポーランドの詩人の詩「二人が本当に出会う前に、二人が逢っていなかったと誰がわかるのか。だが、出会った二人に、以前に逢ったことがあるか尋ねたら無いと答えるだろう。何故なら二人は気付いていなかったのだから。本当に出会う前に何度出会っていたからといって、それを運命とは言わない、それはまだ偶然に過ぎない。本当に出会ってから運命がはじまるのだ。」そんな感じの、翻訳家の彼女が好きで訳した詩が、鍵になる。ストーリーテラー?

そんな馬鹿な!ってことも、なんだか金城武と彼女ならあるかもな気がしてしまう。せつない感じがする。馬鹿馬鹿しいけど、つっこみながら応援しちゃう。不思議なお話。

かなり好きです。観おわったあと、○○○33!一桁足りない?とか○○○92!(違うかも)とか、言いたくなるの。ムービープラスでやってくれないかな〜。

あ、なんで「藍色夏恋」を持ち出すかと言うと、同じ台湾ものだからなのかもしれない、風景とか空気感とか、でもラブストーリーだと「純愛中毒」も観たんだけどね、なんでしょ、「ターン・レフト・ターン・ライト」のが大人なのに「藍色夏恋」ながリアルに感じるのに、なんかリンクして思い出されるの。
04月25日(月)
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