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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■思考の迷路
よくはまります。思考の迷路。迷子です。迷ってなんぼ、くらいに思うようにしたほうがいいな〜とか、今、思ったりしてます。
愛人になりたい関さんのブログ風に区切って書いてみよう。流れを考えると、考えてる間にまた時間がすぎる。でも、多分、自分の中でなんか繋がってる気がしてるから、同じページに書いておきたいのかな、とは思う。
折しも、F4ケンちゃん(朱)の「HERE WE ARE」が、かかってます。
♪Here we are. It's not a Perfect World.♪
印象的なメロのサビでございます。ラブ・ソングですがね。
■野田地図「赤鬼」タイバージョン
昨夜、NHKBSでやってました。録画してもまたためるだけだしな〜と、リアルタイムで観ることに。退屈と思えばやめればいいし、って。
夢の遊眠社に間に合ったんで、そのまま野田地図も観ることになった私ですが、何故か観た作品の記憶がないくらいはまらなかった。「キル」も全然思い出せない。なんか動きすぎる野田秀樹は野田秀樹だからいいんだけど、役者全員が野田秀樹にならなくてもいいんじゃないの?とか思った。がちゃがちゃしてみえた。ミーハーなくせに天の邪鬼なとこもあるから、人気もあるし、みんな観てるから私一人減ったところで、競争率もさがりゃしないくらいだし、ま、いっか〜みたいな感じで、観に行かなくなりました。お知らせを見て、これは観たいかもと思ったら江戸オンリーだったりね。
あ、タイトルが思い出せない。鈴木京香さんが出てたやつ、あ〜、気持ち悪い、思い出せない!けど、それは好きでした。で、あ〜、やっぱり野田秀樹って頭いいんだな〜、って、好きな世界なんだって思った。目のつけどころとかアイデアとか、含有するものとか意味とか、そういうののスゴさは他の人も持ってるだろうけど、そこじゃなくて、言葉遊びというの?その巧みさはすごいな〜と。で、無理して避けないというか、無理に情報を得ようともがんばらないけど、くらいな位置で思ってて、とか書いてて、恋したのに手に出来ないから無理に嫌いになったのに似てる言い訳みたいとか思ったりして(笑)
ま、そんな感じで、だから「赤鬼」って作品があったことも再演してたことも、なんかタイバージョンやら英国バージョンが出来たのも、なにげに知ってたけど、ほんと名前だけで、どんな話とかなんにも知らなかった。脚本自体は同じで、演じる人数が違うなんて不思議なことになってたなんて全然知らなかった。解説のその話がなかったら昨日も観てなかったかも。ようはそこにひっかかったわけです。あと、タイには現代演劇の役者がいなかったとか再演時にオールキャスト同じとか。
はじまってすぐは、あ、囲み舞台なのね、ん〜、なんかに似てる・・・退屈するかも、とか思ったんだけど、話がまだ全然みえないのになんかね、胸がつまった。さらに数分のオープニングシークエンスが終わり、兄が語る過去に戻るあたりから、そういうことが言いたいの?そうなの?と、胸がつまって、ずっとずっと泣きそうな状態だった。そういうこと、が何かは、まだ言葉で表せられないんだけど。
あぁ、人間て・・・。そういうふうになるのは何故だろう。
悲しさと憤りと、でも妹や妹に執着する男が赤鬼と呼ばれる異国人と通じあう場面なんかでは、感動と、、、そんな感情が胸をつまらせたんだろう。
野田さん、やっぱりすごいよ!しかも野田秀樹な動きは野田さんだけで、タイの役者たちはもっとしなやかに舞踊的に動くので、1対多でバランスがちょうどいい具合だし。なんせ言葉のツナガリがさすがだよ!って、私が感じた胸のつまりが、野田秀樹の伝えたいつもりのことと合っているかは知らないけど、人の胸をうつだけですごい力だ!そして私が感じた胸のつまりが、近からず遠からずとしても、そういうことを伝えたいと一つの物語を練り上げた。それは野田作品の根底に流れ続けて繋がっている。すごい人だな〜って、そしてこの胸のつまりは、私に何を考えろと言っているんだろう、何を感じているんだろう。ぐっときつづけた。
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03月21日(月)
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