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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■ヴェネツィアに行きたい!
 今日、ごっついヴェネツィアに行きたい病が出た。これは、去年「イタリア通」のローマ編を見た時より、はるかに、行きたい度が高い。「世界・ふしぎ発見!」の特集がヴェネツィアのカルナバルだったのだ。

 生まれ変わる前に一度ヴェネツィア人だったんだろうか・・・。と思う程、恋しい感じ。グラン・カナルはもちろんのこと、京都の小路、いやもしかしてそれより細かいかもしれない水路、そこから直接生えているかのような石造りの旧い建物。これのほとんどが、ヴェネツィアがかつて共和国だった、まさに1000年の都だった時から修復され住み継がれている建物、そして街の石畳、水路からにょきにょき出ている杭、昔、税関だった建物、街の象徴の鐘楼、そんな色々な風景が映し出されると、行きたいと思ってしまう。何か無性に行きたくなる。今のヴェネツィアは、観光でなりたっていて、実際行くと、物価は高いし、観光客の方が多い。でも、ただ建物の外壁を触ったり(怪しい)、水路をまたぐ幾つもの橋を渡り、ブロックごとに島みたいになっている場所を歩いたり、グラン・カナル沿いの建物と水をただ眺めていたり、ヴァポレットに乗って別の島に行ってみたり。何をするわけでもないのに、それをするためだけに行きたくなる。なんでかな。

 このあいだ、NHK教育のイタリア語会話で、スキットの主人公がようやくおばぁちゃんに会えた。全然毎週見ることはできなかったけれど、そうか、目的地はヴェネツィアやったんか・・・。しかも、ブラーノ島!!レース作りが盛んだった島。今も土産ように売られているけれど、実際にブラーノのレースというと、ほとんどがアンティークになってしまうらしい。後継者がいないからだ。このスキットのおばぁちゃんは、今、1人で暮らしている。孫が自分たちと住もうと言うのだけれど、この島で生まれて育って、友達もいるし、何より、このレース編みをするには、ブラーノの海と空気がないとだめなのよ、大丈夫だから、と断るのだ。うぁああ、行きたい。というか、この時は、食べたい!と思ったんだ。ブラーノは漁師町で、漁師さんが島に帰ってきたときにわかりやすいようにと始まったらしい家の壁がカラフルで、スゴクかわいいのも特徴だが、魚料理がおいしい。ブラーノで食べたイカ墨のパスタ!!めちゃくちゃおいしかった。また食べに行きたい。ちょっとそこまで、な気分で、気軽に言ってしまうが、気軽に行ってしまうわけにはいかないのが辛いところだ。

 ヴェネツィアのカルナバルの最中は、人、人、人。日本のお祭りも人の多さがダメでほぼ行った事がない私。すごくお祭りそのものには興味があるんだけれど、人の多いのは怖い。空気が薄くなる気もするし・・・。だから、外国のお祭りなんてとんでもない、テレビで見るしかないのよ。その時期は高いし、宿も取りにくいし、どこにいっても人だらけだから。あきらめている割に、行ってみたい祭りがスペインの牛追い祭り、トマト祭り、セビリアの春のお祭り、セマナ・サンタの時期、そしてヴェネツィアのカルナバル。人の多いものばかりだ。でも、今日、テレビで見て、ちょっと大丈夫そうな気がした。お金と暇さえあれば・・・。そんなに空気薄くなさそう・・・。せっかくなら全部を楽しみたいけど2週間も休めないしなぁ。いつに的をしぼればいいんでしょうね。なんて、考えてみてしまう。


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03月16日(土)
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