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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■「京都迷宮案内」を知っていますか?
テレビ朝日系列で、関西では、木曜、8時から?1クールで、だいたいまわってるんだけど、どれも一応舞台が京都っていうシリーズがある。気がついた、最初は「舞妓さんは名探偵」原田龍二が出ていたので。これは、山村紅葉母のミステリーシリーズのひとつ。残念ながら、その後はない。舞妓さんが、酒井美紀ちゃんで、それまで今ひとつだった彼女が、結構いいかも、と思った。先輩芸子役の高橋ひとみが最高に好きだった。あ、置屋の女将の岸田今日子も。
で、次に始まったのが「京都迷宮案内」。京都日報という地方紙の新聞記者たちの物語。橋爪功、東京で、大手新聞社の記者だった彼が、管理職にならされる(普通これを、昇進と呼ぶ)のを嫌がって、京都にやってくる。警察づめの一室。他の新聞社も寄り合っているところが、基本の舞台。キャップは、野際洋子。パート1では部下に、西村和彦と、藤崎奈々子だった。西村が京都弁を話す。あと、橋爪が下宿しているところの女将も、京都の昔の話に詳しく、時々ヒントをくれるたりもする。パート2からは、女子が大路恵美になり、彼女が関西弁を話す。で、男子は、的場浩司。
結構人気があるようで、「オヤジ探偵」と「科捜研の女3」の間に、2時間のスペシャルがあった。(そして、すでに現在次のシリーズ多分パート4撮影中。井之上チャルくん、出演情報あり!!)このスペシャルに、第三舞台で活躍していた、勝村政信、(正露丸糖衣Aの人)が出ていたので見た。彼はいいよ。もうね、「Fighting Girl」のよーすけくん役があまりに、よかったので、どうなるかしら?こういうイメージ定着?もったいないよ。と思っていたら、なんと、陰のある役でした。今回は、事件らしい事件は起きず、過去の事件に囚われている、勝村が、橋爪の函館時代の後輩だった事から、その事件関係者とともに、勝村の心も開放されていくまでのお話、って感じだった。(だからと言って、最後に「セーラー服を脱がさないで」を振り付きで歌うってのはどうなん?・・・いいのやら悪いのやら・・・わからへん。)
警察発表にもとづいて、記事を集めようとするキャップに反し、杉浦は(橋爪ね)常に真実や、その事件の裏に隠された人間の思いを知りたがる。新聞記事にはできない事柄でも、知りたがり、犯罪が起きた根本を知りたがり、できればそれが解決できないかと考えている。ただ犯人検挙、それを記事にする。それが解決でなく、被害者も加害者も、それに至るまでの経緯があり、それを解きほぐす事(救済ではないと思う。それが救いにつながるとしても)ができないかと尽力する。番組で取り上げられる事件が、犯罪が起きてしまったことが、杉浦にとって防げなかった事が悲しい事であると思えるような題材である事が多いので、やや加害者よりというか、加害者が、はからずも加害者になってしまったことを、前面に出してる気がする。例えば復讐。加害者は元被害者だったのに、加害者になってしまう。とか・・・。もちろん、被害者へのフォローまで、できてしまうのが、新聞記者なのに杉浦というキャラ。パート2からかな?
「もういいの、放って置いて」「こうなる運命だったのよ」「所詮私は日陰の身」みたいなセリフに対し、「違う!!」と叫んで、解きほぐしていく。そう、簡単にはなかなかいかへんやろ?と思いながらも、見ると、はまるのである。4もきっと見ることでしょう。
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10月25日(木)
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