ID:34326
ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■藤木様シリーズの途中ではありますが・・・3〜やっぱりきよしは好き他
んと、裁判所の研修で、男Aが妻女B子(だっけ?)を生活苦と病気のあまり絶望して「殺してください」と願った。そして男Aは彼女を絞殺。男Aは全面的に容疑を認めているが、検察は殺人罪で起訴、弁護側は「同意殺人」を主張。これは終わったケースを学習のために出されているものでなく、係争中の事件。楓はそこにいき、男Aと対面する事になる。先週の若林豪さんとの出会いの場面がありがちなようでも、結構よくて好きでした。さっそくこのケースを「あほやんず」に持ち帰り、検討する楓たち。彼らは男Aや女B子の心情を理解できる「だろう」と思うものが、「あなたたちには理解できないだろう」というものと丁度意見も分かれるため、対立してしまいます。が、「理解できない」と言われたものは、その生い立ちや、今までの環境が恵まれていたからだと言われます。でも、裁判官となったら、検察官となったら、弁護士となったら、それぞれの生い立ちで理解できる、できないで異なる結果が出てはいけないのです。特に裁判官は。特に体験してみようと思った桐原が「買った」新聞で一夜を公園で明かそうとしたことを見ていた雪乃でさえ、「買った」新聞じゃダメと彼に理解をしめそうとしませんでした。しかし、偶然、彼の学生時代の友人に会う事でエリート街道まっしぐらの彼が、失脚した時、彼は彼なりの全てを失っていたこと、男Aと妻B子のように支えあう、最後の砦も失っていた事を知ります。彼らにとってはケーススタディです。彼らの出した答えは多数決で「同意殺人」
しかし、「殺人は殺人だ」と言い張っていた桐原や、「A子さんは死んでしまった。Bは生きている」という松永の言葉、裁判所で見た男Aを見、楓自身が下した量刑は「情状酌量の余地はあるものの、心神喪失状態にあった妻との同意殺人は認められがたく、また他に救済を求める道を模索しなかった安易な行動として殺人罪で6年の実刑」というものであった。読み上げながら、風間の前で泣いてしまうのだが・・・。実際の裁判では「殺人罪で7年の実刑」という結果になるのだが、みながケース検討中、「学が無いものは、そいつがいけないのか?」ということでも、風間と桐原の対立ポイントになっていたけれど、実際に不幸としか言いようがないけれど「学がなかった」とはいえ、せめて交番に言ってみるとか、そのくらいのことはできただろうとか、地元に居た際に、同じ工場につとめていたものと交流をもっていたり、地域の民生委員(今もあるのかナ、この制度)などにより自分が役所にいかなくても、もしかたとえ、広報誌の文字が読めなかったり、言ってることが難しくても、本当に妻を救いたかったら、頑なにならず、頼れる道は「学のあるなしでなく」あったのではないか、と私も思って、そこで言い争いをした先週は、ちょっと「?」だったの。それももりこんで考えた楓は偉いなぁと思った。最後に裁判官をやった若林が公平で、感情に流されてはいけないのだ、と言いながらも「被告自体が、減刑を望まず、罪をつぐなってやり直したいと思っているのではないだろうか」と言ったのも印象てきだった。今回の「ビギナー」はとてもよく出来ていたと思う。(最後の仲直りのし方もね)
「エ・アロール」
1回飛ばすと、野村さんはご夫婦になってるは、なんだか麻子は別れてください、言ってるわ、えらいことになってるなぁ、と思いました。岡本さんはもうふっきったのね。つか、先生がそうしてくださったことに感謝して諦めがついたのね。「恋する気持ちは叶ったので新しい夢はお菓子教室」いいじゃないですか。野村が、「先に逝くなんて言わないでください」と涙ぐむところもぐっときたけど、夢のところに「妻の夢をかなえること」と書いたところが、またぐっときましたね。それに比べたら、説明する前、「あれ、こないだ、酔ってたんで、なかったことにしてください」って麻子!そんな言い方自体のほうが麻子らしくないんじゃないの?って思いましたが、デートのあと、仕事と両立できなくて苦しかった、でも、「貴文さんと一緒にいていいですか?」と言えるようになったので、よかったです。来栖先生もよかったね、持ってる鍵、リボンつけて渡せて。
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11月29日(土)
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