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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■親父の一番長い日
兄嫁もご飯作りにきて一緒に食べてってくれたりする家族なんだけど、やんちゃな妹(娘)が、仕事行って、病院行って、父のご飯の用意はきちんとするんだよね。
で、父が、嫁のご飯もおいしいけど、娘のつくる煮物が、妻と同じ味で驚くのよ。
下町の家で提灯屋やってる家だから、今時娘でも、母はきちんと家事を娘に多分なにげに仕込んでたんだよねー。と、母の存在の大きさも感じたり。
親父も、門前払いってのもあるけど、会うは会うけど許しは与えない。そういうタイプではなく、まず会わないで済まそうとする。
逃げてるだけなのか、会ったら娘に負けて許しちゃうからなのか。
やっと、携帯もある(爆)時代の親父と娘に慣れてきた頃、嫌な予感が。
てか、嫁の恋人が「父親とキャッチボールするのが夢だった」といって楽しみにくるのに出来ずに終わる。そこで、危険を感じたけど…。
高岡の「最近野球やってないからな」に、お前ルーキーズちゃうんと心がつっこみました(笑)
で、
兄の結婚式で口喧嘩止まらない親子を連れ出した兄。そこに妹に電話が…。恋人が事故にあって危篤だと。
親父、一転、結婚式は当人(息子)に任せ、娘を連れて病院へ。(のちに同じ病院に母がしばらく入院することになる)
「奇跡はおきた。(兄ナレ)」
そう、助からなきゃ!!
「はずだった(兄ナレ)」
妹「命が助かっただけで奇跡なんだよ?」
恋人の足は一生動かない。
えー…。
そういうドラマは、そういうドラマで描こうよ。なにも『親子の一番長い日』でなくても…。
テンションだださがりであった。
なんで、ここで高岡をそうする必要があったんだろう?他に展開はなかったのか?
妹の頑張りと、恋人の気丈さに、大丈夫と考える兄に、賛成していた母も簡単じゃなくなったとつぶやく。
娘の献身に、もう娘ではなく一人の女なんだと、思った父は、賛成したい気持ちにかられつつ、やはり娘は娘、結婚は賭けじゃない、とりあえずやってみようじゃだめだ。
「もし、あいつが、私、もうダメ、と、途中で言い出したらどうする?」と、息子に言う。
先が長いからの反対だと。
恋人本人も手術後は、楽観的だったけど、実際リハビリがはじまると、自分もままならないのにお前を幸せにするなんて言えない、と、別れをきりだす。
ただ一緒にいたいんだよー!と、リハビリも相当なとこまで一緒に頑張った妹(娘)は泣く。
恋人の母も、親父に「娘さんに甘えすぎました。こうなったからには、二人は結婚はさせられません」と苦渋の選択をつげにくる。
だからほら、これはまた別の話、でいいじゃん!
と思う私。
この時、最初にグランドで忘れていったグローブとボールを親父が母に返すと、母は、息子の野球好きメモリートーク。
何かを思い立つ親父。
勝負だ!
家族が見守る中、車椅子でバッターボックスに入る恋人。ピッチャーは親父、キャッチャーは兄。
三球のうち一球でも打てたら…。
三球目、バットにあたった球は、ピッチャーマウンドの手前でぽてんぽてんと止まる。車椅子で走る恋人。
そういえば、娘お転婆エピで、大人相手に「打つまで帰らない」と言い張った娘が、やっと打った球も親父の目の前に落ちた。
声援でわく中、車椅子で走る恋人。
突然、親父
「わかった!!」
世界が止まり、皆が親父を見つめる。
「娘はくれてやる!!」
マウンドに座り込みを決め込む親父。
あー、そうか…。
そうだな、
今の時代、
♪わかった娘はくれてやる
奪って行く君を一度だけ殴らせろと言った♪
こんな振り絞る思いで「わかった娘はくれてやる」と言って、溺愛してるからって嫁に出す親父を描くには、想像される将来の苦労が幸せを圧迫するだろうとリアルにわかるものにする必要があったのかな、とわかった気がする。
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06月19日(金)
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