ID:34326
ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■冷静とミーハーの間に
で、問題の「高校教師」の方ですが・・・。過激にすればいいってもんじゃないんだけど・・・。だけど、そこかしこにあっていいこととは信じたくはないけれど、多分、増えてきているんだと思う。スパイがあのジョーズ女だったことは、想像できたこと。バイクで校門で待ち始めた悠次に一瞥してたから。あ、なんかあんなぁあって。彼女は対等な気持ちでいるようだけど、悠次はそうは思っていないだろうね。仲間と何かやろうっていう感覚より、仲間を使ってやろうっていう感覚だと思う。きっと彼は体制に反発し、当局(どこだ?)に反発し、社会を馬鹿にし、そして誰も信じない。利用するだけ。楽しむだけ。心の底からそれだけで楽しいのかわからなけれど、ゲームに勝つこと、それが彼の達成感?彼を変えられるのは、紅子ではなく、藤村先生かもしれない。その紅子のシーンは雑誌見たりして集中しないようにした。5話の紅子に何が起きるか、知っていたから。そうじゃないのに「大丈夫」っていうとこまで。正視できないよね。映像的にも、完成度は低い気がする。でも、倒された振りの悠次が、むくっと起き上がり、ゲームをはじめるとこは、信じられないけど、上手いと思う。
肝心のタイトルであるが、湖賀がジョーズ女の目にとまる。雛がアイカギをこっそりつくった日に鍵をするっていうのは、いいような、悪いような。湖賀先生、一応気づくかと思った。気づかなかったね。ちょっと残念。そして、学校へ戻って、彼らの側を知る。その後の行動は、もっと理性的で、ある意味もっと悪賢く振る舞うかと思った。そしたら、案外普通で良かったような残念だったような。雛に対し、いつまでもつけるはずのないうそをつき、観察を続ける、その冷徹な目と裏腹に、やっぱり、死を宣告されるまではまっとうな好青年だったんだなぁと、思ってしまう。藤木直人としては、なかなかいい演技を、チェスのあたりからしていたのではないかと思います。悠次が今引き入れようとして、彼も相当明晰そうだが、負けそうなチェスで賭けるのは、彼が死に至る病と知ったから?何故?どうするつもりだろうこれから?知らないままだとして、どうして彼は湖賀を引き入れようと考えたか?もしくは、薬が切れた湖賀が、泡吹いて倒れたのに、今薬、しかも噛んだよ、薬には噛んでいい薬と、飲みこまなきゃいけないのとがあるんだよ、これどっち?そして即効性は?なんてことを考えながら。そう、あいつ、鍵束かえしたのかよ?とか、ね。朝まで倒れてるかな?とか・・・一見冷静そうにドラマを見つつ。フジッキー(とあえて書く)の「チェックメイト」の前のにやりという笑いにやったね(勝ったからじゃないよ、その表情ね)と思いつつ。できるだけ、感情移入をしないようにしていたのかもしれない。今週は。先週ラストのジェットコースターのレーン上で「僕がずっと見てる」の時のぐぐっときた感じや、「助けて」とか複視が出たときに「あぁっどうしよう」(どうしようもないけど)思った気持ちとは全然違うの。かっこい、色んなシーン。いい顔したな。とか、歩いてるただそれだけにしても、湖賀先生をやってるフジッキーだ!っていう思い、今までもあったけど、今回特にそっちに集中しました。でないと、あまりにも、いやだったから。っての、あるかもね。入り込みたい気持ちもあるんだけど、例えば「白い影」の直江先生なんて、入り込みまくったもん。なんでだろう・・・この、感じ。悠次、てめぇ、ナイフにせかよ!と腹立てて、対極するフジッキーはまるで鑑賞用なんだーとでも言い聞かせて。湖賀としてのドラマを見つつ、フジッキーは、やっぱかっこいいわ・・・と思いつつ。なんか、変に冷静を保とうとしちゃったな。来週からは、過激になっても、はいってこ!
こないだの、「味方」っていう時にも書こうとして、引用までして、あれ、全然書ききれてないんだよね。・・・・今日も、本当に対比させたかったのは、そういうことじゃなくて・・・・・。なんだっけ?
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02月07日(金)
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