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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■やっぱりあなどってはいけなかった・・・1(「ゴ」の1ともいう)そして見てみて!
 そしてついでに書くと、野島伸司の作品はどれも死に落ちだったり、なんだか先がない感じばかりで、他に仕様はないの?って世界だったと思うの。知ってる限りだけど。で、こないだの「フードファイト」でちょっと変わってきたなって思ったけど、やっぱり主演の草Kくんが影を背負い過ぎてるのが嫌だったの。バックボーンとしてそういうのあってもいいけど、まるまる見せるかんじだったでしょ?それが嫌だったの。しかも、今回の作品も同じファイト形式で「味をしめたの?」ってちょっとやな感じもしてたけど、これはいいよ。沢山の人がレギュラーにいるんだけど、主役2人以外も、色々あった人、ある人たちってわかり過ぎな人々なんだよね。でも、それを前面にもってこなくて、ボーリング場のために、でもそんなに熱くなく(だいたいオヤジが毎回美女木霊園で墓を買うとか、そういう女がらみで売買契約しようとするんだから)楽しみながらボーリングしてるのがいいね。それに、少し人生のエッセンスっていうか、それぞれの持ってるなぞなんかが明かされていって、重くなるかな〜?ってとこ、軽く最後は流してる。そういうのが私の気に入ってる理由なのかな?

 そうそう、そのナゾを暴露するのがボーリング対決中なのね、おいおい、みんな聞いてるし・・・とか、そんなに試合って、止めてもいいの?ま、この辺も漫画のコマ割の中の出来事は回りは聞こえていない場合も多々あるっていう用法をもってきているのだらうか?そして毎回芥川君の使うロッカーが13番なのは亡くなった恋人が瞳だから「ひと・み」で13だったの。黒木瞳演じるいつまでも少女チックな妻佐倉瞳もそういう理由で「13」を使ってた、っていうのも漫画やんか・・・って感じだしね。だいたい、2人の家、お向かいだったんだよ。ほんと、金城君うまいですね、ボーリング、もだけど(もちろん一部吹き替え合成)「漫画みたいで面白い」っていうたとえ。ほんとそうだわ。面白いねぇ。黒木さんもカワイイし、理由はわからないけど、そこにいる榎木さんも以前のように痩せてなくていいし、でも、何より、この番組に「もうけ」なのは、瀬川瑛子さんじゃないかな?ご自分のステージは歌とお芝居の構成でやってはるんだと思うけどね、他の演歌の人たちと同じく。でも、いいんじゃないですか?すごくわざとらしくもなく、仰々しすぎもせず、私は「買い」な演技だと思いますの。

 芥川君の恋人は、あ、忘れたけど最後にピンが二つ残ってるのをまん中ぱん!てボールを当てると絶対取れるらしいのね。(私は取れないし、まして、そこに行かないと思うけどさ)でも、それは、ピンを人間にみたてると別れ別れになるから、って芥川君にそのピンは、一緒の方向に倒れる方法で取るようにしか狙わないでね、寂しいから、とか言ってたらしい。それが、彼女がそばにいない日のトーナメントで彼はまん中狙いで取ったの。その日彼女は事故で死んじゃうんだよね。その過去を「遠距離恋愛」って笑ってごまかしてた佐倉瞳さんに、2回目の勝負で「簡単よね」って言われた時、エピソードを紹介するの。で、結局どうしたかっていうと、まん中ねらいで取るんだね。こういうシーンも切なくなりすぎないのがいい。
 3回目の勝負では、相手が若い女の子2人でね、褒められていい気になってるうちに芥川君が点を思ったより取ってなかったの。瞳はね、ラブラブだ!って言ってたのはウソで、実は夫の浮気の現場を押さえに行くためにタクシーで行ったんだ、それで見ちゃったみたいで、「だから、あんな若い子たち相手に、今日は絶対勝ちたいの!」って言うの。その途端に芥川君はびしっとひきしめて「オッケー、ボス」って言うの。こういうところもいいよね。

「う〜あぁ!」これ聞くだけでも「出た!」って思うから、ま、一度騙されたと思って見てみて!騙された人はごめんなさい。(先に言っとく)

05月04日(土)
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