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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■「Antique西洋骨董洋菓子店」の必要性
 漫画の独特の間を、結構つかんでるような気がした。小雪は、原作にない登場人物なんだけど、小雪のとぼけた感じもスゴイ好きだし、まだわからないけど、ストーリーテラーというか、何気にそういう役回りとして配置されてるのかもしれない。ボクシングジムの会長の「ラーメン屋とかラーメン屋とかラーメン屋とか」エイジの「俺が今まで食ってきたケーキに比べたら、これは、もう、おケーキさまさまだぁ!!」とか、原作のおいしいセリフとってるし。ちょっと、藤木が、厨房でもかっこよすぎるのが、難点か?原作の、魔性の天才パティシエは、厨房では、ぼーっとしてるから。キレイすぎるかな?桔平さんのオーナーも「いいんじゃないのぉ」だし、それに、なんと、はや、2回目にして、ナゾの男、ちぃちゃん!(阿部ちゃん)正体明かすし。原作読んでなかったらどうかな?わかんないけど、結構、この微妙〜〜な、間が、私は好きです。ただ、悪いけど、えなりくんは、どう使うの?彼、1回くらいならいいけど、オーナーにメニュー放り投げられて、面白いのその扱いだけで、だから、毎回はきついんちゃう?どうするんやろ?

 2回目は、原作にもある、エイジが昔ボクサーだった頃を知る、負けつづけのボクサーと彼女の話。このボクサー、原作では、熱いやつなんだけど、粗暴っていうか、馬鹿っていうか、ちょっと情ない。阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史がやったんだけど、粗暴っていうか、声をそう荒げないのね。でも、熱さとか、ちょっとお馬鹿なとことか、でも、彼女を大切にしてるとことか、うまくはまってました。静かなトーンの声で。
 エンディングがね、毎回、その回で、登場した人物が横断歩道を渡ってるカットと、レギュラー陣の絵をハッピーに通り越すカットが入ってる。そして、ラスト、エイジの持つケーキもその日のケーキ。1話は「天使の羽」、2話は「愛の井戸」。凝ったつくりにはなってると思う。まぁ、なんにせよ、次回からは、ちぃちゃんの活躍(?)ぶりが楽しみだわ。

 ということで、「アンティーク」は、当初の予想を上回り、ある意味でもっちゃんにとって、なくてはならないドラマの一つになったのです。

10月15日(月)
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