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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■世にも素敵なネバーエンディングストーリー
 後、見逃せないのは、マチャーの登場シーン。なんだ?あの衣装は?あのヘアスタイルは?何着ても、似合いはるねぇ。マチャーは、こそこそと出入りし始めるダンゴメスにやきもちを焼く。彼にはタカダン先生は関西弁で話すからだ。エンディング近く。大からくりが暴露されようとしている時、マチャーはのん気にも、開き直って関西弁で話すタカダン先生に「やっと、関西弁で話し掛けてくれましたね?」そして、ここを出なくてもいい、「嫁に来ないか?」返された言葉は「それ、脅迫やん」

 つまり、「Water」以来、ハナーは、一言も何も覚えていなかったのだ。途中「じっちゃんの名にかけて」って、セリフも出てきたんだけど(金田一少年の事件簿ね)実は、タカダン先生が、取り寄せた、いっこく堂の腹話術本で、ずっと、二人分、話していたのですよ。そりゃ、のどにねぎ巻きたくなるほど、疲れるわな。(これって、「名探偵コナン」ヒント?あぁ、総代に聞きたかった。)だって、そこそこにしとけばよかったのに、進化しつづけるハナーは、家族には内緒でダンゴメスの手配でコンサートまでやってたんだから。期待に答えようとして、何も成果が上がらずにいるタカダン先生。しかし、それよりもやっぱり、金に目が眩んだタカダン先生なのであった。ミラクルなんて、そう簡単に起きないからミラクルなのだ。

 ラストはね、「お金の価値を教える」って、自分が色々忙しくなったから、召使いのキシリンを友達として、接するようにってタカダン先生が、「あなたの勉強も見てあげるから」と、「フリをするだけでいいのよ」と、しむけた事が結実する。病気の父のところへの暇ももらえなかった、手紙も届けてもらえなかった、父の死の手紙も、タカダン先生はウソを言った。絶望して、出て行こうとするキシリンを、呼び止めたのは他でもないハナーだった!!ミラクルは起こるべくして起きた!

 って、感動で終ると思いきや、「これでまたひとかせぎできるなぁ」っていう、こりないタカダン先生のセリフで終る。この人にミラクルはもう起きそうにない?…。

 あとのポイント、小さいスクリーンに、暗転の時、時間経過やその間の物語が、活字で写されるんだけど、これがまたまちゃぴこ語りで、笑える。それから、いーーーーーータイミングの暗転で「これから10分間の休憩に入ります」って、木野さんのアナウンス。間髪いれず、ウソってわかるんだけど、開演前のお知らせが木野さんだったから、だまされた人多し!!(うちもです)
 場面転換代わりに、意味なくマチャーとダンゴメス加わっての、ダンスシーン入ったり(音楽、鳴ってるよ今も)、相変わらずまちゃぴこはオーバーアクションで、それを聖子さん、真似したり。主役なんだから、仕方ないんだけど、「私はでずっぱりやねんぞー」と叫んで、ハケル聖子さん。最初から台本にあったのか、稽古中に加わったのか、リアルだった。

 世にも素敵なメンツで世にもマレかもしれない、どこまでいくねん!という物語を見せていただきました。役者さんたちは、お疲れだったでしょう。でも、とっても楽しかった。

09月24日(月)
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