ID:34326
ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
[126878hit]

■「踊る大ソウル線」と「イタリア通」
ローマでは、コロッセオの前まで行きながら、「ここ、世界遺産でやってました」とか、堤が入れると思って言うと「じゃ」って、素通りするし、有名どころも当然入ってくるんだけど、紹介のセレクトがよかったとも思う。それぞれキーパーソンがいるんだけどね。ジュリアス・シーザーのローマ。マルコ・ポーロのヴェネツィア。レオナルド・ダ・ヴィンチのフィレンツェ。ジュゼッペ・ヴェルディのミラノ。街の成り立ち、歴史をその人物を要として紹介していく。
で、番組終盤「これで君もローマ通だ。彼女を迎えに行きなさい。黄金の翼に乗って。」と「自称イタリア人」江守に促され、ハンサムなのにおばかな顔をした堤真一がホテルに着くと、小雪はチェックアウトした後。そして、次の街へ追いかけていく。また、うんちくを・・・。お約束どおりが4都市で続く。役はあるんだけど、物語は3人の登場人物には、ほぼなくて、物語は都市そのもの。でも、今までも役をかぶって紹介していくっていうの、あったと思うけど、ここまでおばかな作りにしながら、いい感じで都市のポイントおさえて紹介していくのは、見たことなかったから、楽しかった。イタリアも各都市に歴史があるので「ナポリ通」とか、もっと続けて欲しいくらい。思い出し笑いができる。
愛すべき「自称イタリア人」江守。江守がいるのなら、更に行きたいよ、イタリア。


追記:「黄金の翼に乗って」は、ヴェルディの曲で、毎回エンディングに流れてた。イタリアの国家統一の気運をあげた曲だったそうで、私はそういうことは知らなかったので、お勉強になった。私が知ってたのはナナ・ムスクーリの歌うスペイン語バージョンだったのだけど、美しい曲。登場人物のおばかさとの反比例がすごい。笑わせてもらって、美しさだけが余韻に残る。

09月21日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る