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へそおもい
by はたさとみ
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■チェンマイ6日目〜7日目(2/18〜2/19)
チェンマイ6日目。

ずっと夫婦ふたり一緒で
すごしていたのと
疲れがでてきたので
なんとなく煮詰まってきた。

ということで
今日は夫婦ではなく
「たまたまゲストハウスで
であった一人旅同士」
という設定で
すごすことにする。

あれ?
苗字がいっしょですね、、、。

というような
会話をしつつ

カオはバイクをかりて
モン族の村にいくというので
わたしものせていってもらう
ことにする。

朝ごはんはそれぞれ
好きな場所で済ませ
10時にバイク屋で待ち合わせ。

わたしは
近くのおいしいおかゆ屋へいき
珈琲やで珈琲をのんで
待ち合わせ場所へ。

カオのモン族市場で買った鞄をみて
バイク屋のおかみさんが
「わたしもモン族出身なの!」と
うれしそう。

カオのバイクで
ドイプイ方面へ走りはじめるが

グーグルマップでみつけた
さらに奥の村に
いってみようか?

という話になる。

ドイプイへの分岐をとおりすぎると
道はさらにでこぼこになってゆく。

森の中のくねくね道を
ゆっくりと走る。

からりと晴れていて
気持ちがいい。

ずいぶんと長いくねくね道をゆくと
San Kuという看板と矢印が。

森の中に道がつづいている。
緑の中にオドル光がとても美しい。

バイクをとめて
道の奥へ。

そこには
遺跡のような
仏塔の台座と建物の土台のようなところ。

珊瑚のような軽石のような煉瓦を
つんでつくられている。

祭壇にはろうそくがともっていて
燃え尽きそうなお線香が。
だれかが守っている場所だ。

とても心地のいい
神聖な雰囲気の場所。

わたしたちもお線香をあげ
即興の声を捧げた。

しばらく過ごしたい場所であったが
目的地はまだ先だ。

バイクにのって
またくねくねでこぼこ道を
すすみゆく。

街をでてから3時間くらいだろうか。

鶏の声や人の気配が
感じられる
村が近い。

道路脇に珈琲農場が広がり
背中に籠を背負った女性が
収穫作業をしている。

のどかでとても気持ちのいい場所だ。

しばらく行くと
村が見えてきた。

鶏と犬がうろうろしている。

まずは
村の入り口にある
眺めのいいカフェで
腹ごしらえ。

わたしはガパオライス。
カオはオムレツライス。

小さな犬が無防備に足元にきて
ねころがる。
鶏がコケコッコーとなく。
意味がわからない。

風がきもちよく
緑がうつくしく
のどかで
たべものがおいしい。

しあわせだ。
大好きな村だ。

村の中を散策し
珈琲を飲んだり
子どもに脇カスタをプレゼントしたり
休日の学校を散策したり。

都会のタイ人カップルに3組出会う。
ここはデートスポットなのか?

モン族の人たちは
女性は皆
モンの民族衣装のような
カーディガン的なものを
上に羽織っている。

その恰好で
木の下で
おばちゃんやおばあちゃんが
集って大きな声で
雑談している。

やたら痰を
カーペーと吐く。

子どもたちが
目をきらきらさせて
かくれんぼをしている。

長いすりこぎ棒と
すりばちのようなもので
珈琲の皮をむいている
子どももいる。

犬が多い。

カオは村をあるきまわって
絵をかきたいのだが、
犬がうろうろしているので
なかなか落ち着いて
かけないらしい。

広場の木の下で
犬にびくびくしながら
絵をかいていた。

わたしは
珈琲をのみつつ
思いつき言葉を
ノートに書きなぐる。

気が付けば16時。

そろそろ帰らねばならぬ時間。

カオのバイクにまたがり
またくねくねでこぼこ道を
はしる。

村にはホームステイがあるらしい。

今度は準備をして

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02月20日(火)
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