ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
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■日食とライブのお知らせ
日食野性仲間と
朝5時半に集合し
ひみつの山へ。
太陽の方角が
思っていた方向と
違っていたけれど
ちゃんとみることができて
よかった。
しきものしいて
ゆるゆる
鳴り物ならしたり
うたったり
おどったり。
太陽は
だんだん欠けて
暗くなって
風もつめたくなって
山は
昼でもない
夜でもない
独特の空気に
つつまれた。
それから
ゆっくりと
また
朝がやってきた。
朝の光は
とってもうつくしく澄んで
きらきらしているよう
オギャア!
とうまれでたような
気持ちになった。
こうやって
ゆるゆると
いっしょに
すごせる
仲間がいて
うれしかった。
ありがとう。
おはよう太陽さま!
*
日食の朝に山ですごしたい!と
ひらめいて
しばらくしてから
日食についての不吉な話や
日食は見ない方がいい
という話をきいた。
天皇やヨガの行者は
日食の日は
光をあびないように
お籠りをされるのだという。
それをきいて
すこし戸惑った。
確かに
満潮干潮のように
海をも動かしてしまう
月や太陽のエネルギー。
ほとんどが水でできている人間にも
おおきな影響はあるだろう。
目に見えないエネルギー的には
光を浴びない方がいいというのも、
一理あるのかもしれない
とおもった。
でも
それもひとつの情報。
わたしは
自分の中の
感覚に
みみをすましてみた。
そしたら
やっぱり
日食の日は
たのしい仲間とともに
うたいおどりながら
すごしたいなあ…と
直観的におもって
とっても
わくわくしたので
情報よりも
自分の感覚に
従うことにした。
友のひとりに
日食のことを
相談した時のこと。
アマテラスさんが
天岩戸に籠った神話って
日食のことだって
いわれているもんね。
アメノウズメが天岩戸の前で
おかしな舞を舞って
みんなを笑わせて
アマテラスさんを
外にだしたんだよね…。
という話になった。
そうか
じゃあ
アメノウズメ気分で
太陽をたたえながら
たのしく
すごしたら
ええんかも!
そうおもって
自分の直観を
理由づけすることが
できた。
いろいろ
心の旅はあったけれど
結論としては
きょうの朝は
わたしは
山で日食を
めでることができて
よかった。
ふしぎな
ひとつの
節目になった。
さて
わが家の相棒は
日食をみずに
籠りたかったらしく
雨戸をしめて
お笑いビデオを
みていたらしい。
それがとても
感覚的に
フィットしたようだ。
いまは
そこらじゅうに
いろんな情報が
たくさん
あふれているから
それぞれが
自分の感覚にしっかりと
つながって
自分の感覚にしたがって
動かないといけない時代が
きているようにおもう。
人はみんな
それぞれ
フィットするものが
ちがうから
自分にしか
自分のことはわからないから
情報は情報として
参考にはするも
瞬間瞬間に
変わりゆく
自分の感覚に
敏感でいたいなあ
っておもう。
世間のあたりまえ
っていう感覚に
流されないように
気をつけなくっちゃなあ
っておもう。
みんな
それぞれが
お互いに
お互いのちがう感覚を
たのしみながら
尊重できる世界がきたら
カラフルで
おもしろいなあ!
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05月21日(月)
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