ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
[8730hit]
■トキメキのえんそく
今年も
4月の最初の日曜日は
あすかのさくらに
会いに行った。
数年前に出会った
すてきな仲間と3人で
企画したアート遠足。
朝はやおきして
空をながめて
ああ遠足楽しみ!と
じんわりしながら
おにぎりをにぎって
お弁当をつくって
それだけで
とってもしあわせなことに
気がついた。
今回は18人もの
男女さまざまな
人たちがあつまった
カラフルで
ふしぎな出会い。
わたしたちは
空と大地の間を
ぺたぺたと
ゆっくりあるいて
甘樫の丘の芝生の上で
おおきな輪になって
おにぎりを食べる。
みんなの
手のかたちの
いろんなおおきさの
いろんな色の
おにぎりたちが
青空のしたで
おどる。
それから
おちているものを
おもいおもいに拾って
みんなでひとつの
作品をつくる。
おおきな枝を
ひろう人
たからものみたいな
木の実や葉っぱや石
ふしぎなことに
こんな山の中で
貝がらを
ひろう人。
桜のはなびら
つばきの花
しらないなまえの
ふしぎな植物
それが
力石を中心に
自由に丁寧に
配置されていく。
みんなそれぞれが
自由に配置して
ひとつのおおきな
宇宙ができる。
わたしは
その過程に
鳥肌がたつ。
みんな
それぞれが
ちがうかたちの
大切な役割がある。
どのパーツひとつとっても
この宇宙はなりたたない。
それぞれが
自由にうごいているのに
大きなところからみると
みんながかかわりあって
ひとつのおおきなものができている
この不思議。
それが
とっても美しく
まるで
わたしたちが
存在する
ひみつのようで
鳥肌がたつ。
ああ
こういう場所に
たちあえて
よかった。
わたしたちは
まいにちを
忙しく
生きていて
ひとりの部屋で
こつこつと
仕事をしたり
家族や恋人と
ケンカをしたり
いろいろな人たちと
出会いながら
いろいろな気持ちに
なったり
ぼんやりと
旅したり
しているけれど
それぞれの
存在は
意識しないところで
つながっていて
かかわっていて
ひとつの
おおきな世界が
なりたっているのだと
おもう。
みんな
ひとりのこらず
大切な存在だと
おもう。
そんなことを
おもいながら
わたしのカラダの中は
ピンク色で
いっぱいに
なりました。

そうだ。
だから
安心して
わたしは
わたしがいちばん
きもちのよいように
動いてゆこう。
今夜は
わたしの家の
ちかくの
さくらたちと
話をしよう。
04月05日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る