ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
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■12月1日はソロライブです
“成長”って言葉の中には
矢印がはいっている。

上の方を向いている
矢印が。

上下とか高低とか
だれかが決めた
ものさしが入ってる。



森の中を歩いていたら
滝があって
水浴びしていたら
おぼれそうになったけど
なんとか陸にあがったら
ゾウがいて。

ゾウに乗って
空をみていたら
鳥がとんできて
鳥と話をして
遠くのおかしの街の話をきいて
おかしの街に行きたくなって。

長い旅をして
おかしの街にたどりついて
おかしの街は
カラフルで甘くておいしくて
しあわせで
でもじきにおなかいっぱいになって
ドロドロ血になって
医者に運動が必要だと言われたので
また歩き始めて。

砂漠の中で嵐にあって
もう死ぬかとおもったところに
ラクダの大群がやってきて
ラクダの背中にのせてもらって
星をながめていたら
いつのまにか
石の街にたどりついて。

石の街ですてきな女に会って
すてきな女と一夜をともにしたら
そのまま離れられなくなって
3年間おんなと一緒に暮らして
女の子が生まれて。

子どもの産声が響いたときに
一匹のコンドルが
手紙をくわえてやってきて
手紙には
「あなたには母がいる
 会いたがっている。海へ」
とかいてあって
海へ向かって歩きだして
海に向かって
あるいてあるいて
あるいて
やっと
海にたどりついて
海のちかくに
たくさん貝がおちていたので
その中のピンクの貝をひろって
耳にあてたら
彼女の歌声がきこえて。

歌声をきいていたら
涙がでてきて
涙は海にとけて
ざぱーんざぱーんと
ただ
よせてはかえし
よせてはかえし
よせてはかえし

その波のむこうから
太陽がのぼってきて

ああ母さんかしら!

抱きしめたいおもいにかられて
海にとびこんで
太陽にむかって
泳ぎはじめて
でも
どこまでいっても
どこまでいっても
太陽は
どんどん遠くにいってしまって
その後ろ姿をみていたら
淋しくなって
とうとう力つきて
海にとけてしまいました





生きるということは
ただ
そういうことなのだとおもう。

シンプルな

ただ
それだけのこと。

キラキラしていて
孤独で淋しくて
希望にみちていて
いろいろな色が
まじっていて
ながれ続けて
かわり続けて
上下も高低もなくて
おおきくて
美しいもの。


“成長”っていう
ものさしでみたら
たしかに
なにかが
測れるかもしれないけれど
それはほんのほんの一部
なのだとおもう。

そんなこと
おもっていたら
なんだか
しあわせな
こたつの中。




*ハタサトミソロライブのお知らせ*

12月1日土曜日 8時〜
谷町九町目 bar OneDrop

with 安藤明子,後藤雪絵

先日、南風楽天で行われた
リャマと踊ろうぺルーライブのために
つくった曲たち。
せっかくなので
音源化することにしました。

辻野氏の写真と
その写真につけた曲たちの入ったCDと
ちょっぴりおまけつきの
ペルーセットを販売します。

いまはまだ録音中で
明日明後日で完成予定なのですが
CDにもゲストがはいって
ライブとはまた
ちょっと違う雰囲気のアレンジに
なりそうです。

ぜひライブにいらして
ぜひペルーセットを
ゲットしてください。

初回は10セットつくります。

がんばって
つくります。
11月28日(水)
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