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へそおもい
by はたさとみ
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■お彼岸はきょうでおわり?
太陽風のことを
話していたのだ。
たいようふう。
それなのに
いつのまにか
ケンカになっていた。
ケンカっていうか
なんとなくぷいってなって
なんとなくピってされて
穏やかに
「じゃあおやすみ」
っていって
それぞれ別々の部屋でねた。
すごく早い時間だったのに。
その夜は
ほんとうに
久しぶりに一緒に
家でゆっくりできる日で。
わたしは
うれしくて
掃除したり
いろんなことをテキパキ
おわらせたり
わくわくして
帰りをまったりしていたのにな。
でも
わたしはそんなの
ぜんぜん気にしていない風に
ふとんに入って本を読んだり
日記をかいたりした。
なかなか眠れなくて。
頭の中がくるくるして
ああきっと
わたしは淋しいンやなあとおもった。
薄く眠って
いつの間にか朝がきて
相棒の部屋を少しのぞいたら
ぐっすりねていたので
手紙をかいて
そっと出勤した。
お昼やすみに
トンカツをたべながら
お姉さんのような同僚に
話してみた。
話そうとしたら
泣きそうになってびっくりしたけど
おもしろおかしく話して
「どうおもいます?」ってきいた。
彼女は
「男脳と女脳の違いもあるけど…」
だけど
「彼は無意識で女性役割的なものをのぞんでるんじゃない?」
って言った。
そうなのかもしれないし
ちがうかもしれないけど。
だけどたしかに
わたしはほんと
一般で言う奥さまっぽくなくて。
わたしは
自分が男だとおもって
育った節があるので
どこか女らしいことをするのが
コッパズカシイのだ。
コッパズカシイ。
そもそも
女らしいって
どういうことなのかも
よくわからない。
だけど
やったことないことは
一度やってみようかな。
やっておもしろくなかったら
やめたらいいし
いいことがあれば
続けたらいいし。
仕事から帰ったら
相棒からの手紙とごはんが
テーブルの上においてあって
相棒は出勤してた。
(やっぱりわたし男役みたいだ)
わたしは
ベランダに椅子をおいて
夜風にあたりながら
彼のつくったごはんと缶ビール。
雲のあいだからみえる満月が
まぶしいくらいにきれいで
わたしは
その月におこられているみたいだった。
どうやったら
うまくできるかな。
まず
おいしいごはんを
もっとつくろう。
おいしいごはんをたくさん作って
おいしいごはんぜめにしてやろう。
09月27日(木)
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