ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
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■バランスが生きる秘けつさ
お誕生日のプレゼントを
探しに行った。

なかなか
よいひらめきがなくて
仕方がないので
百貨店をうろうろして
出会いをみつけようと。

1階から4階まで
2時間かけてうろうろし
やっとみつけた。

ちょっとかわった模様の
素敵なエプロン。
なかなかいい。
ふたりの意見が一致して
決めた。

それにカードをそえて、
でも
まだ何かが足りない。

それから
また
うろうろする。

お花やさんの前を通る。

あった!
これがいい!

それは白っぽいピンク色の
ちょっとかわったお花で
イメージにぴったりくるのだった。

お店の人が
にこにこして
プレゼントと一緒に
おくってくれるという。

出会えて
よかったねえ。

よかったですねえ。

お店の人も
一緒に
うれしそうにいる。

閉店の音楽が流れる中
いそいで手続きをして
帰途についた。

うれしい。

胸がうきうきして
足どりが軽い。

いいものに
出会えてよかった。
ぴったりのイメージ。
うれしい気持ちが
つたわるかなぁ。

きっと
わたしは
人にものをおくる過程が
好きなんだ。

その人のことをイメージしながら
偶然のひらめきや出会いを待って
ピンときた時の
うれしい気持ち。

その過程の
その気持ちが
はいったものを
人におくるのが
わたしは
好きなんだ。

重くなく軽く。

自分が楽しんで
相手の反応を
おそれないこと。

だけど
相手のことを
しっかり
イメージすること。

そのバランス。

きっと
表現活動でも
わたしは
そうしたいと
おもっているのかもしれない。

そう
かすかに思った。

自分が
まっすぐに
楽しんで表現すること。
そして
相手が受け取って
うれしくなるように
イメージすること。

それが
わたしの
やりたいことなのかも
しれない。

人のために
何かをする
というニュアンスは
自己犠牲的な感じがしてしまって
どうも
好きにはなれなかった。

だけど
基本的に
自分が楽しくて
自分が好きなことをしていれば
人のために
何かをすることは
とても自然なことなのだ。

うきうきしながらの
帰り道。

人のために
何かをしようと
おもうことを
自分にゆるそうと
おもった。

ここでも
やっぱり
バランスが
秘けつなのか。
05月09日(水)
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