ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
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■チェンマイ6日目〜7日目(2/18〜2/19)
ステイするぞ
トレッキングもいいかもしれない
と心に決める。

山をおりると
途端に空気がぬるくなる。

排気ガスと町のコンクリートか?

シャワーをあびて
一息ついて

今夜も石川さんと
そのお友だちのKさんと合流。

4人でシャン料理へ。
シャン地方とはミャンマーの影響を
大きくうけている地方だそう。

やさしい味のごはん。
お茶の葉の漬物サラダが
やたらとおいしい。

チャンビールをのみつつ
色々話す。

一軒目が閉店になったので
石川さんの借りているマンスリーマンションと
Kさんの借りているちょっといいホテルと
それぞれの部屋見学を経て
わが宿の近くのバーへ。

バーというか
屋根の大きい東屋の中に
カウンターがあるような。

道路にせりだしている
テーブルに腰かけると

露出度の多い服をきた
女の子がウイスキーを
だしてくれる。

古仁屋のスナックのような
感じではないかしら。

カオの絵を
建設中のマンションに売り込んで
10年間毎年一か月くらい
ただでとまらせてもらうよう
交渉してみたら、、、など
おもしろいアイディアをもらう。


チェンマイ七日目。

きょうがまるいちにちゆっくりできる
最後の日だ。

パッタイ屋と
カオソーイ屋をはしごして
そのまま
老舗百貨店のようなカートスワンゲオにいって
お土産をかって
タイマッサージでもうけて
ゆっくりしようかという話になる。

カートスワンゲオに
向かう途中の建設中高級マンションに
さしかかったとき

昨夜いただいた売り込みアイディアを
おもいだし
ちょっとダメもとで売り込んでみようかという
話になる。

中に入ると
事務所のようなところに
いい服をきた
ハイソ感あふれる中華系ご夫婦が。
オーナー夫妻のようだ。

カオが
「わたしは画家です。絵はいりませんか?」

というと
奥さんが
「みせて」という。

カオが旅の間にかいていた
はがきの水彩スケッチをだすと
すごく気に入った様子。

チェンマイの絵がいいの
こういう絵がいいの。

これ、
いくらで売ってる?

もう少し大きい絵はないの?

など具体的な話に。

しかしわたしたちは英語力がないので
なかなかスムーズに話が進まない。

彼女は
メールアドレスをわたしに渡し、
ここに絵をおくってくれたら
そこから選ぶから、
という。

そのうち
旦那さんの方が
エントランスの天井に壁画をかいてくれ
といいだす。

カオは
描けるけれども
明日日本にかえらなくちゃ。

すると旦那は
いつ戻ってくる?

まだ予定はノープラン。
お金が必要だから。

飛行機代はいくらかかる?
メールにスケッチを
おくってくれて
それがよかったら
飛行機代はだすよ。

という。
すごいではないか。

チェンマイの風景がいいんだ。
ビルではなくて
昔のチェンマイのような。

遠い目で旦那さんがいう。

ひとまず
メールでやりとりをすることにし
握手をして

カートスワンゲオへ向かう。

しかし
状況は朝とかわった。

カオは
絵の題材を
すこしでもあつめておきたいということで

急きょ
バイクをかりて
お寺と博物館にいくことにする。

旧市街はやたら
車や人が多いので
少し郊外のお寺と
その隣の博物館へ。

博物館は
今日明日休館日だった。

お寺は
静かで
地元の人たちが
本当にお参りにきていて
とてもよかった。

大きな木があって
すごくやさしかった。

ゆっくりお寺の境内を散策すると
もう日が暮れる。

宿に戻って一息ついて。

今夜もまた
石川さんとKさんとごはん。
チェンマイラストナイトだ。


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02月20日(火)
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