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へそおもい
by はたさとみ
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■11月のおもいで@ 天草〜熊本の旅
温泉から帰ると
すてきな宴会。
しほちゃんのおかあさんのお料理は
ハートがこもっていて
とっても美味しい。
畑でとれた栗のおつまみとか
ふぐのフライとか
さわらの焼いたのとか
自家製ラズベリー(だっけ?)のソースとか
ぴかぴか野菜のサラダとか
お刺身とか
おでんとか
……他いろいろ!
カラフルな食卓を囲んで
目も口もお腹も足も
カラダぜんぶが
しあわせになる。
焼酎をたくさんのんで
楽器がでてきて
うたをうたって
じゃあみんなで
歌える歌を…など
やっていたら
いつのまにか
歌声喫茶のよう。
その夜は
しほちゃんの
かわいいおへやで
ねむる。
11月21日
朝早く
しほちゃんのおうちをでる。
バタバタなスケジュールで
申し訳ない状況なのに
おかあさんは
おにぎりとおでんのお弁当を
人数分もたせてくれる。
おとうさんの車で
あさやけの天草の空の中を
駅まで走る。
ありがとう、天草。
ちょうど駅についたころに
海に太陽がのぼるのがみえる。
オレンジの光の中
なんだかゆめみたい。
みんなのことが
ただただ近くに
ぷかぷかういている
魂の仲間たちのように
感じる。
たくさんお世話になりました。
ありがとうございます。
おとうさんと
握手をして
おわかれする。
胸の中に
ぽたぽたと
やさしい液体が
きもちいい音をたてた。
ありがとう。
*
さて
きょうは熊本観光。
レンタカーを借りて
まずは
幣立神宮へ。
日本の神話の発祥の地と
いわれているお宮だそうだ。
お参りをして
大きな木たちのたくさんいる森をあるく。
池があったり
光の模様がふしぎな場所があったり
気持ちが静かになる場所があったり
わたしは日本のこと
まだまだあんまり知らないなあ
もっと知りたいなあ
もっと旅をしたいなあ
とおもう。

頭から足の先まで
心の中から皮膚の表面まで
きれいに洗われたような
心もちになって
次は阿蘇へ。
2年前に来た時は
阿蘇の火口をスルーして
押戸石という不思議な場所にいったので
今回はちゃんと
火口をみるのだ。
ぐるぐる道をおりたりのぼったり。
だんだん風景が壮大になってくる。
そうそう
この壮大さは
阿蘇独特。
だんだん標高が高くなり
だんだん草が少なくなり
火口に到着。
火口付近はマイナス1度。
硫黄の香り。

地球にあいた
ふしぎな穴。
どこまでつながって
いるのだろう。
恐竜の卵?地底のイキモノの卵?
阿蘇の火口を眺めることができて
満足したわたしたちは
お昼を食べる場所を探す。
車で走っていたら
とてもすてきな湖が!
そこは有名な草千里という場所だった。
どうしてもあの湖にいきたい。
どうしても馬刺しが食べたい。
おみやげもかいたい。
おなかへった。
そこは
みんなの欲望をみたす場所。
横のレストランで
馬刺しを食べ
定食を食べ
お土産も買い
そして
草千里の真ん中の
湖へ向かう。
草千里には
うまがいて
ふんがたくさん。
ふんのむこうに広がる
美しい景色!
丘にのぼると
あちらにも湖がみえ
遠く遠くに海がみえ
空がひろがり
笛吹きの塚本さんが
またもや笛をとりだし
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11月30日(水)
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