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Diary
by y
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■『誰も知らない』に涙、『茶の味』で、また涙
 前者はともかく後者は「え、どこで泣くの?」とツッコミがきそうですが私はホロリときたのよ、終盤で。オジイ、強烈だけどイイ人だったねぇ。
 ......でも実際ああいうお爺ちゃんが家に居たら大変そうだけど。

 それにしてもシネリーブル博多駅『誰も知らない』めっちゃ人が多かった! 私は朝一番の回を見たのだけど満席だったし次の回もすでに長蛇の列だった。で、大方のお客さんが中に入ってロビーが空いた後で椅子で一休み。アンケートを書くと是枝監督のサイン入りプレスが当たるとかで、それを書いていたら、隣に座った老婦人が映画館のスタッフに「ねぇ、ラストの○○は××だったの?」と、ストーリーのかなり肝心な部分に当たる箇所を声に出して言っちゃった! ひぇー。映画館のスタッフの人は、おそらくとぼけたフリしてだと思うけど「あ、まだ見てないんで分からないんですけど〜」と言ったら、察しの悪い客で「あのね....」と更に詳しく話し出したのでした! スタッフの人、これはストレートに言わないとアカンと思ったらしく「お客様、あの、まだ映画を見てない方もおられるかもしれないので、話の内容に触れることはここではお控え下さい....」と言っていたけど。あ〜隣の私までフリーズしたよ。私も困った客の応対には苦労しているので、このスタッフの人には心の中で”大変ですね....”とエールを送りつつ、その場を離れました。

 そういや数年前に友達数名でキャナルシティの映画館に『ファイトクラブ』先行オールナイト上映を見に行ったときだったかな。これから見る私らが長蛇の列で待っていたのに、たった今見て出てきた客の中で一人が大きな声で「いや〜、まさか○○が××だったとはねぇ!」って結末の部分を言っちゃったのだった。あのときも凍りましたが。あれを思い出したなぁ、今日は。

08月21日(土)
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