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Diary
by y
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■『ぼくの好きな先生』を見て思い出した
今日は仕事の面接で博多へ。採用枠が5人なのに受けている人は今日だけで5人、今日が面接3日目とのこと。激戦区。う〜ん。自分としては「良さげな感触!」と思ったけど、しかし、今までのところも自分ではそう思っていたのにボツだった訳で(涙)こればっかりはねぇ。とりあえず、今日出掛ける前にも新聞の求人欄に目を通して1件切り抜いておいた私でした。今週中には結果を知らせますとのこと。
さて、せっかく博多まで出たので、面接終了後、映画を1本見に。こないだ見たけど寝不足で爆睡した映画『ぼくの好きな先生』を再度。これ、別にRCサクセションの同名曲とは関係なく、フランスのドキュメンタリー映画。片田舎で3歳から11歳の13名を1クラスで教えている先生。地味だけど、いい映画でした。今回は寝ることなく、じっくり見ました。中で、ちょっと内気な女の子が出てきて、この子が中学校に進学するにあたり、先生がすごく親身にアドバイスしているシーンで泣けちゃった。私もわりかし、こういうタイプの子供だったので。しかも私には、こんなに親身になってくれる先生なんていなかったもの。父の転勤で3年ごとに転校、転校の学生生活で、人見知りの激しい私にとっては辛かったなぁ〜とか、そういうことを思い出しちゃった。(ちなみに要領がいい兄や姉は、すぐに学級委員になったりしてて、この差も私にはコンプレックスとなっていたのだ。)でも、ぜんぜんイイ先生に巡り会えなかったかというと、唯一、小学校3年生のとき、長崎の小学校での先生は心に残っていて。おばあちゃん先生だったんだけど、私の作文をクラスの皆の前ですごく誉めてくれたのだった。だいたい先生にとっては多分「陰気くさくて何考えてるかワカンナイ子供」という感じで、あまり可愛がられてなかった私なので、あとにもさきにも、”誉めてくれた先生”って、この先生だけだったのだ。
という風に、子供の頃の先生の影響はすごいものなので、世の先生方は心してください。
でも、自分が昨年、派遣の仕事でパソコン教えに小学校に行ったときのことを思い返すと「ひぇ〜!!」ってことだらけでございます。こんな中途半端な”先生”に、お礼の手紙で冊子を作ってくれた某小学校の6年生には、ホントに感謝してます。その冊子は今でも私の宝物。
10月20日(月)
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