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日常妄想
by ミァハ
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■『きみはボクの心をかきみだしちゃったわけよ!』のこと。
ギャラリーはお店の左手奥。店内にちょっとした展示スペースがあるという印象。このギャラリー自体がお店のインテリアとして溶け込んでいるようにも見える。壁や硝子に仕切られることもなく、洒落たギャラリーありがちな整然とし過ぎた冷たさや仰々しさは皆無。そこに、河村 塔さん(サイト/ICU in WIRED)の作品たちが "秘密の書斎" をコンセプトに、センスよくアイデアよく展示されていました。これもおそらく河村 塔さんのアイデアなのでしょうな……いやはや……
河村 塔さんはデザイン方面にも長けた作家さんで、コミケなどのイベントや自費出版系の書店で作品を発表されているほか、商業誌では現在、人気コミックス『ゆらふるべ』(Gファンタジーに連載中/スクウェアエニックス)の原作をされてます。 <公式サイトのギャラリーでは作画をされている坂本あきらさん(サイト/王様の大きな鍵)の超美麗カラーイラストが見られるん♥ や。見なきゃ損をするマヂで。(水彩系が好きなひとは特に必見)
展示作品は、ギャラリー内部を入り口から左回りにぐるりと挙げると、入ってすぐ、左手のテーブルに作品目録、たくさんの同人誌(無論オリジナル作品だ)、単語帳複数点。作業机をイメージさせたメインテーブルの上に短編小説がまるっと読めるナマ原稿、『ゆらふるべ』1巻目の精密なプロット(!)、単語帳複数点。硝子の棚に、試験管やガラス瓶のなかのカプセルにテクストを詰めた作品、1頁が4枚に分かれ、それぞれに別の内容を綴ったテクストが書かれていて、読み手が好きなように頁を繰って内容をイマジネーションする本など、特に "視覚" にも重点を置いたアイテムや本が数点。そして、壁にはA4サイズほどのモノクロ写真が絶妙のバランスで貼られていました。
単語帳というのは、要はアレアレアレ、英単語を覚えるときに使ったりするあれ、あの1枚1枚に印象的なさまざまなテクストが書かれている、いわば豆本です。とても面白く、黙々と次々と頁をめくってしまう(笑) 内容が面白いのは言わずもがな、文章をこうした個性的な製本(形)で遊ぶ、表現するということに、目から鱗な心持ちでとても惹かれました。瓶詰めのテクストも食い入るように読んでしまった。瓶のなかに、透明な薬のカプセルがたくさん入っているのだが、そのなかのひとつひとつに存在感のあるテクストが入っているのだ。つい瓶を振ったり、傾けたりしてみたり……(笑)
小説や文章の読み書きが好きなひと、製本に興味のあるひとにはいちどはぜひ触れてみてほしい、そんな作品たちでした。とてもよかったので、置かれていたメモ帳に感想と署名を書きました。DMで次ぎ個展のご案内をいただけるのだそうで(*´ω`*) 小説も面白かった。読めなかったものもあるので読んだなかでだけど、『水晶詩集』『水の記憶』『SMART』『はかせはきょうもしんでいる』が特に好きでした。タイトル間違ってるやも……(汗)
河村 塔さんは翠さんの先輩で、お師匠さま。翠さんが本当に大切そうに大切そうに作品をみていたのが印象的でした。わたしも清水さんも、ほんッ……とうに言葉少なな感じで、何時間も作品の世界に没頭してました。やー。だって、ねぇ。居心地のいい空間にいい作品、プラスおいしいものって、最強じゃないですか(笑) お昼に食べたホットサンド(メープルとチーズの組み合わせがウマイ♥)とチャイ、遅めの3時で食べたバナナと杏の入ったチーズケーキとカモミール&キャットニプのお茶、どれも美味……ママン、もっと!(メニュー違う・笑) さりげに翠さんと食べ物のチョイスがふたつともおなじでしたΣ(゜△゜) 清水さんの頼んだ小豆のお茶(甘くてまろやか)も、翠さんの頼んだ白いやつ(さっぱりと香ばしい。名前失念…)もかなりポイント高し。
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09月21日(日)
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