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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■津島北高校演劇部「エンターティナー The New One Step」本番!
本番を終えて、まず熱いものが溢れ出てきた。
それだけいい芝居だったんだ。
この数日のうちにしっかり生まれ変わった。
でも同時に、もっとはやく生まれ変われよ、という思いも溢れ出てきた。
夏の大会に向けてやらなければならないことも、ぶわっと溢れ出てきた。
それだけのことを思わせてくれる結果を見せてくれたんだなぁ。
良かった良かった(T-T)
ついでに忘備録
エンターティナー総括
・本番について
芝居を自分たちのものとしてできた公演でした。
ラストシーンは流石にグッとくるものがありました。
仕事に疲れているおじさんは癒されました(笑)
公演は大成功だったと思います。
稽古中からこんな感じで本番を想定してやってくれたらなぁって思います。
・今回の公演で見えた課題について
60分間同じクオリティで芝居を続けることを日々の稽古で行っていきましょう。ストーリーの上で緊張感が高いシーンとそうではないシーンで、芝居のクオリティにムラがあります。言い方を変えると盛り上がるシーンでは動きもお聞く声も大きくなっていますが、そうでないシーンやそうでないセリフが動きが小さかったり声が小さかったりします。そう言った部分を気をつけるだけでもお客さんの印象がガラッと変わります。また、舞台上で行われるすべての出来事に意味があると思ってお客さんは見るので、役者の何気ない指先の動き一つでお客さんの芝居に対する印象が変わってしまう可能性があります。そうした部分にも気を配ってください。言い方を変えると不必要な動きはしてはいけないということです。
音響について録音する音質についてもう一つ精査しましょう。普段の稽古場では気づきませんが、会場の大きなスピーカから流れる音は音質がダイレクトに反映されてごまかしがききません。普段稽古場で使っているスピーカはスピーカそのものに音を補正するチューニングがされているので、ショボい音もかっこよく聞こえてしまうのです。今回の芝居で一番キレイな音はサンプリングマシーンに入っていた効果音です。まずは録音する元の音質を確かめて、さらに録音時のピットレートや形式に気をつけましょう。また、今回はセリフとかぶる部分の音を下げすぎているのと、ダンスシーンやラストシーンでガンガンいくところはもっと上げても良かったのかなぁと思います。日常では経験できない大音量を経験できるのも劇場の魅力の一つです。また、音量が大きさと感動の大きさが比例することも確かです。
照明については、今回「先読みの照明」が多かったように思います。「次の場面はこうなるよ」っていうことを先に照明が説明してしまっていました。場面や役者の気持ちと同時かそれよりもやや遅めにクロスを返していくと舞台上の気持ちとリンクできて効果的な照明になったと思います。またホリゾントは今回の芝居は使わなくても良かったかなって思います。使うならばホリゾント(地平線)という名前のとおり時間の経過を説明する使い方でいいのかなと思います。ホリゾントの色ではお客さんは場面の気持ちを汲み取ったりはしません。それは色そのものに意味がないからです。気持ちを表現するのは役者に当たった照明が作り出す明暗(光と影)です。次回の芝居で悩んで考えましょう。
追伸:幸い素材公演という再演の機会があるので、色々試たり修正して見ましょう。同時に「再演」で「初演」と同じ新鮮さを感じられないことも体験してみましょう。その経験が「地区大会」から「県大会」に行った時の対処法となります。素材公演が終わった後に何が違ったか、もしくは同じだったかをみんなで話し合ってください。
・今後やるべきこと(「あゆみ」想定で夏大会に向けて)
役者についてはまずはインプロのフォーカスを徹底的にやってください。また、エイジウォークも時々やってください。本は酒井先生が持っているので必要な部分をコピーしてもらいましょう。同時に演出はフォーカスをやっているときに自分自身がどこに目がいくかを自覚できると良いです。要するに演出自身の目がいくとことがお客さんの目線ということです。
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03月29日(木)
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