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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■劇団UGO旗揚げ公演「寸前家族〜クレイジー・イヴ〜 」千秋楽!
この日の公演は2回公演。
オイラ的には「初日」が出したいところ。
なので、朝からちょっと仕込のやり直しをして、いろいろと調整してみた。
で、なんとか昼公演で「初日」を出すことに成功。
千秋楽は、演出の要求して来たイメージどおりにはなったかな。
で、終わった後は精も根を尽き果てた感じだ。

この3回の本番中思ったことは、名古屋で芝居を打つことは精神的にあまりよくないのかなってあらためて実感した。
初日は立ち見も出るくらいの満席の空間だけど、何か空気がおかしい。
それは、ほとんどが芝居関係者って言うことなんだろうなぁ。
だから、本来歓迎しなきゃ行けない状況でも、どこかしら緊張感の高い状況で芝居を進めていかなくてはならない。
そういう状況が3回続いたかな。
アンケートを見ても、役者は役者の感想だし裏方は裏方の感想。
見る方もやる方も、そうしたところで純粋な勝負が出来ない環境なんだなって思った。
芝居はどこまで行っても、やるものじゃなく、観るものなんだから。

オイラの経験からすると、観る側だけの人たちで満たされた客席空間は、最初は暖かいけれど、芝居の出来によって、終演後の空気が変わる。
正直にその時の真剣勝負の結果が出来るのだ。
アンケートもみてもそんな感じだ。
良かった時は、お話に対するアプローチがある程度の割合のあるアンケートになるし、ダメだった時は、「おもしろかった」「○○さんおつかれさま」だけのアンケートになってしまう。
その結果を受けて何が良かったのか、何が足りなかったのか、何が余分だったのかを、悶々と考えさせてくれる。

てなことを、この3回の本番が終わる度に考えさせられた公演でもあったかな。

でも、やった側のことでいえば、今出来ることの精一杯を表現出来た芝居だったんじゃないかなって思うし、打ち上げは久しぶりに経験するなかなか素敵な弾けとんだ空間だったなぁ。
演出が見せた涙は感動的だった。
ある意味、この瞬間のために芝居を作っていると言っても過言ではない・・・あ、オイラはね(笑)

一気にたくさんの人と出会って、たくさんの会話が出来たし、たくさんのものの見方も教えてもらえた。
この数ヶ月、正直大変だったけれど、素敵な時間を過ごさせてもらったかな。

他にもいろいろと思うことはあるけれど、それはまた今度、演出にしっかりと伝えておこうかなって思う。

で、次に向けて、しっかりと劇団としての形を作ってほしいなって思う。
04月25日(日)
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