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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■LIVE「Mr.Children DOME TOUR 2009-SUPERMARKET FANTASY-」
ナゴヤドームには幾度となく足を向けて来たけれど、当然ドランゴンズの応援で、ライブは久しぶり。
会場に入ってビックリしたのは、一部の柱を除いてバックネットや防球ネットが取り払われていたこと。
何だかそれだけで野球場に来たって言う感じがしないのだった。

そして今回は、ついに嫁さんがMr.Childrenのライブ参加達成!
3月に桜井君の風邪で振られ、8月の延期公演は嫁さんが入院で参加出来ずじまい。
今回、闘病生活も順調に進み、免疫抑制剤も減って来たので、ついに念願叶った。

今回の席はアリーナでも半分より後ろ。
50列目ぐらい。
ステージははるか彼方に見えるけれども、幸いすぐ横が通路だったのと、目の前に背の高い人たちが誰もいなくて、豆粒みたいなメンバーの全身を見ながらライブを楽しむことができた。
当然嫁さんも大満足。

さてライブの方は、Mr.Childrenのこれからの方向性を示すとテレビで小林武史さんが言っていたとおりの構成になっていたかな。

全半数曲は顔もせみたいな感じの曲たちが並んでた。
特に「worlds end」では様々な文字の中に「ありがとう」「アリガトウ」という文字があることが印象的だったかな。

そして、「風と星とメビウスの輪」で、目を見開く映像とともに、今の現実をしっかり見据えましょうというメッセージの曲たち。
結構しんどい曲たちが並んでたなぁ。
「風と星とメビウスの輪 」では、曲のキモの部分のところで、桜井君の叫び声とともに水爆の爆発シーンが流れていたのが印象的。
「MONSTER」ではスーパーマーケットのシーンが流れ、いろんな商品を消費して日常生活をおくっている自分たちこそ、地球をスポイルしているモンスターじゃないかという比喩。

中盤ちょっと小休止のような、楽しんで音楽を鳴らしましょう的なコーナーがあり、その最後に歌われた「彩り」から、現実を直視した後、この時代をどうやって進んでいったらいいだろうという問題提議みたいなコーナーへ突入。
「ファンファーレ」はまさにその入り口みたいな曲。
後悔しないためにも航海を始めるのだ。
勇気づけられると同時に、背筋に緊張が走ったりもする。
それは、これからの過ごしていく未来が決して幸せな時代を迎えるわけじゃないってことを共有して、そして乗り切っていかなきゃならないことを暗示してる。

だから、本編の最後の曲は「終わりなき旅」。
このバンドの曲の中で人気ナンバーワンということもあるが、やっぱりこの曲は何度聴いても感動するし勇気づけられる。
そして、どんな形でもそれまでのライブのストーリーを(そこにいたたくさんの人たちが感じたたくさんのストーリーという意味で)まとめあげることのできる曲だ。

「一年間に誰かを愛することのできる日数・・・365日」

アンコールの映像にこの文字が映し出され、「365日」が演奏された。
風でも吹き飛ばされないキャンドルの灯りのように、強く誰かを愛していきたいと言う強い意志の込められた曲。
そして、「and I love you」。
やはり、これからのMr.Childrenは大きな意味での「愛」をテーマに歌っていきたいと言う強い意志を感じたこのライブだった。

演奏の方は、前回のアリーナツアーから引き続き6人の演奏で、バンドとして本当に力強くなったなぁ。
曲の作り自体が、もともと「歌」と「演奏」なんだけれど、そこが阿吽の呼吸でしっかりシンクロするようになって来た。
上手くなったんじゃなくて、巧くなった。
見ていて鳥肌もんの演奏だった。

照明と映像が装置に組み込まれていて、底辺のギザギザ部分が見ようによっては、街のビルの影にも見えて、生活している場面で演奏している姿にも見えた。
場面場面で、装置がいろんな形で移動して、大スクリーンになったり、超巨大電飾になったりして、このロックンロールショウを見事に演出していたなぁ。
そうした部分を見るだけでもカッチョよかった。


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12月20日(日)
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