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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■日々つれづれ
ここんとこ少年少女の不可解な犯罪が後を絶たない。

消防車が見たいから放火を繰り返す少年。
BBSの書き込みで友人を殺してしまう少女。
死刑になりたいからと関係のない人を殴る少年。

どうしたらこんな価値観をもつことが可能なんだろう。
おかしいとは誰もが口をそろえて言うことができる。
だけど、どうしてこうなるかは、社会の所為にする人もいれば、学校や隣近所や親の所為にしたり、さまざまだ。
裏を返せば答えが見つからない。

それは、犯罪を起こしたのは個人なのに、それを相対化してみようとするからだと思う。
10人いれば10人の違った人生がある。
10人の違った人生にはそれぞれ違ったアプローチが必要になる。
答えを見つけだすには本人にいろいろ聞くしかない。

本人に会えない周囲の人達が、いかにも答えですよ、という顔をして彼ら彼女らを論ずるのは、とても滑稽に見えて仕方ない。
そして、それを信じて語っている人を見てもおかしく見えてしまう。
だけどそうして、世間はつくられていく。

この連鎖には何かが掛けているように思える。

そこには、相手の存在を肯定する気持ちが足りないんだ。
06月04日(金)
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