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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■日本福祉大学特別講義「芸術と人間2/三浦鯉登ライブ」
「ちゃんと音を出す→演奏者に心地よく演奏してもらう→お客さんに満足してもらう」
少なくともこれくらいのステップは踏まないといけないと感じた。
やはり、表も裏も両方チームとして成立して、やっとお客さんにものを見せることができるんだと。
このライブは、講義なので曲と曲の間に長いMCを挟んで次の曲という形式。
整理して言い換えるとまるでさだまさしのようにMCの長いライブの形式をとった。
MCは彼の音楽との関わりを幼少期から今に至るまで、どんな風に感じて過ごしてきたかを語り、そのとき作った曲を演奏していった。
この日の学生達は大学2年生はちょうど20歳になったりならなかったりの時期。
やはり、その時期の話にさしかかると学生達の反応も違ってきた。
卒業して、就職して、仕事を辞めて音楽に道に進むあたりは学生達のほとんどは未体験ゾーンになり、さらに集中して聞いてくれたように思う。
また三浦本人もMCそのものは原稿棒読み状態であまり上手くはなかったが、飾らない言葉で、その時々の気持ちを素直に言葉にしていったことが学生達にストレートなメッセージとしてつたわっていった。
そういう気持ちのやり取りのキャッチボールを見てみると、学生の気質ってこの大学は昔と変わらないなと感じた。
いいかえれば素直な子が多いな、ってかんじだ。
ちなみに彼のエピソードの中にオイラの名前が2回ほど出てきて、音響卓に注目が集まってしまった。
ちょっと照れくさい一瞬だった。
それに裏方にまで拍手をいただいてしまった。
こんな経験は滅多にない、って感じだ。
そして、ライブは終了。
片付けをしている時に、一人の学生に声をかけられた。
学生「(やや関西なまりで)あの〜、すいません、ちょっといいですか?」
オイラ「はい。」
学生「あの人(三浦鯉登)に声がよかったって言っといてくれません?」
オイラ「あ、いいですけど、本人に直接言ってみたらどうですか?」
学生「ちょっと照れくさいんです。」
オイラ「はぁ。本人喜ぶと思いますよ。」
学生「いいですいいです。彼の声ってシティーハンターのサエバリョウににてると思いません?」
オイラ「言われて見るとそうですね。」
学生「シティーハンターってところが、年がばれるんですけど。」
オイラ「そうですかね?」
学生「30なんです。」
オイラ「あ〜、そうなんですか。」
学生「(声をかけるの)よろしくおねがいします。」
オイラ「あ、はい、分かりました。」
うーむ、年齢とは関係なく純粋な部分は純粋なのね。
そして、ここに記された会話が、この日大学に8時間以上滞在して学生と会話をした全記録である。
バラシも終わり。
学内を三浦鯉登と丸井さんと言う東浦社会福祉協議会の職員さんと一緒に探検した。
端から見ると、どう見ても謎のおやじ集団だ。
かわらない景色と変わってしまった景色とみて、改めて自分たちが過ごした4年間を回想してみたり、景色にリンクした記憶がフラッシュバックしたり。
何かタイムマシーンに乗ったような、そんな気分になった。
ここがあって、今の自分があるんだなって、そう思えた。
中学や高校に久しぶりに行った時には味わえない感触だった。
きっとそれだけ充実してたんだろうな、大学での生活が。
そして、大学を後にして、帰路についた。
三浦鯉登を自宅まで搬送後、焼肉屋で反省会。
そこで、アンケートに目を通した。
アンケートの内容はとてもすばらしいものばかり。
曲や彼自身への感想の内容は彼の宝物なのでここでは差し控えるけど、
「声がよかった」って言うアンケートや、「ピアノの音がいい」っていうアンケートが多かったので裏方としては至福の至りだ。
でも、こんな一文を書いた人が。
「あの音響の青い服の人(陸上部主将)って、公務員さん、、、、今日は木曜日、、、、仕事は????」
ゲゲ!!
紹介の時に有給だってことを言ったもらうの忘れてた。
きっと彼女は、公務員はいつもさぼってるって誤解してしまうのかな???
やばし!!
でも、本当に素敵な一日になった。
12月09日(木)
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