ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■愛してる
「ん・・・・」
堕威の口から甘い声が漏れる。
それを奪う様に薫は唇を重ねた。
休日のブラインドを閉じた薄暗いベッドルーム
二人は起きてから一度もベッドを出ずに今こうしている。
堕威の白い肌がほんのりと桜色に染まっていた。
所々に赤い斑点。
それは昨日の情事の名残。
互いに指を絡ませあい、言葉も出さずにただ奪い合う。
まるで自身がここにある事を刻み付ける様に。
堕威も薫も必死にお互いを摂取していた。
「かぉる・・・・もっと・・・・足りひん・・・」
「だぃ・・・・もっと・・・もっと・・・」
お互いがお互いに足りないと強要した。
もっともっととせがみ続けた。
それでも摂取し足りないと哭いた。
何故こんなにも飢えているのか。
何故こんなにも餓えているのか。
わからなかった。
だから二人は要求することしかできなかった。
相手を奪う事しか思い付かなかった。
その時
ふと
薫が何気なく言った
「愛してる」
堕威が応えた
「俺も・・・愛してる」
言った瞬間
二人は互いに目を見開いた。
そのままお互いの瞳を見つめあい、瞬間ニヤリと笑いあった。
「薫、愛してる」
「堕威、愛してる」
笑みをこぼしそう言って二人は優しいキスを交わす。
そのキスには先ほどまでの餓えは微塵も残っていなかった。
そこにはただ満たされた喜び一つきり。
そのまま、また深く深く口づけを交わす。
ゆっくりと、互いを感じあう様に、思いあう様に。
そのまま身体を重ね、二人の影はシーツに沈んだ。
END
時間ない。でも何か更新したかった。
エロくないエロを書いたなーと自分でも思う。
エロの範疇に入るかも微妙。
相変わらずよくわからないものを書いたという自覚は有る。
11月16日(水)
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