ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■タイトルきまってねーや
※注意※
何故か堕威ちゃんと京くんが女の子です。
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「好きよ・・・好き・・・アナタの事愛してる」
「遊びって言うたやん。本気にせんでや」
「かおる・・・!待って・・・!」
女ってほんまにうざいな。
*********
「また新倉女と別れたんやってー」
「まじ?あの男もよぉやるねぇ」
京の噂話に俺はそう感心もなくただ上辺の返事で返した。
俺はそういううわさ話に感心がないから。
夏の熱気も一段落し、ようや寒い空気が朝を包むようになってきている。
教室内に夏冬秋の装いが混在するこの季節。
俺のクラスに居る有名人はまたもや女と別れたらしい。
1年の頃から女にもてて、その手のスキャンダルには事欠かない新倉薫は、
顔も優秀ならおつむも優秀、そのうえ運動能力も優秀でちょっと見じゃパーフェクト嫉妬・羨望の嵐人間なのだが。
その性格と素行がネックで、学校サボりは常習犯で、女の車で登校、教師に涼しい顔して胃にくる様な嫌みを言う、あまつさえ手や足を出させたらK-1並と噂が流れるくらいのケンカ好き。
まさに天使の顔して悪魔の所行みたいな奴。
俺とはまったく"えん"も"ゆかり"も無い様なやつだ。
「相変わらず堕威は噂話に素っ気ないなぁ。やから彼氏もできへんねんで?」
「いらない」
俺はこうして男言葉を使っているが、一応戸籍上は女。
今も学校指定の女生徒用の制服に身を包んでいる。
嫌で嫌で仕方ないけど。
胸も小さくて、名前もいかつい。
そして一人称が・・・・俺
唯一それにひるまなかった女は京くらいなもんだ。
「堕威、かわいいんやからおしゃれしよーやぁ!ほら!こないだのワンピめっちゃにおうてたやん!」
「胸元すかすかでやばかったんですけど・・・・・」
「うっ・・・・」
俺はため息をつきそっぽを向く。
俺の名前が何故こんなにいかついのか。
それは親父の変な思い込み、次産まれてくる子はぜぇぇったい男の子や!っという予言で産まれる6か月も前に名前が決められていたから。
産まれてみたら女やったんやけど。
頑固な親父は譲らず無理矢理その名前を付けて俺を男として育てやがった。
今の自分が嫌ではないんだが・・・もうちょっと普通にはなりたかったと怒りは覚える。
あろうことか俺は小学校にあがるまで自分を男だと思いこんでいたし。
「今さら・・・・・俺が私になったら気持ち悪いよなー」
つい呟く。
「そんなことないで」
するとすかさず京がにこにこしながらつっこんできた。
この京は俺の言葉や素行を見た途端近寄って来て
『そんなかわええのに男みたいな行動したあかん!私が3年間で女にしたる!』
そう言ってきた縁で友達になった。
最初は嫌やったけどつきあったらええ奴やって。
その影響で今では人並みに買い物に行くくらいにはなった。
それでもやっぱりスカートには手が出せんけどな。
「ええやん、私言うてよ。私は男でも言える一人称やで?はずかしないって!!!」
人懐こいファニーフェイスでにっこり笑ってそう言ってくる京。
でも俺が思うに京のがかわいいで?
目はくりっくりのどんぐりやし、唇はぷっくりピンクでわんこ口、身体も小柄で何やってるかはしらんけど引き締まっててナイスバディやし。
あまつさえふわっふわのキンパに染めた髪は飴みたいで食べたくなる様なんやし。
俺が男やったら確実に落としにかかる容姿やで!
しかし、いかんせん俺には彼氏を作る気もないが、同性を好きになる気もなかった。
まぁそんな彼女にはちゃんと甲斐性のある彼氏がおんねんけどな。
「心夜もね、最近堕威ちゃん綺麗やねって!京が磨いてるおかげやな!って」
そうそう、心夜は他の女誉める時でも自分の彼女を立てる様な甲斐性ばしばしの男やねん。
京の彼氏は心夜って言ってこの学校の特進クラスの奴。
こいつも新倉と一緒で顔も頭もえんやけど運動が駄目。
そして性格は腹黒い。あぁ腹黒い。
京以外の奴は虫って感じ。
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10月03日(日)
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