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to Die
by 293とうめこ
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■SPY GAME--2
おいちゃんは頭を使う小説を書きたいんですよ。
読んで先が気になってわくわくしてついつい自分でその先を妄想しちゃうような
そんな作品が書きたい。
読み手にとって想像力をかき立てられる、そんな作品たちであればいいな。
うちの作品は。
素で耳から血を出す293です。
耳かきしすぎました。
みなさん、妄想してください!
先が読みたい!っと思いながら先読みとかしてください!
293はその想像をことごとく壊していきたいです。
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暗い部屋でモニターを見つめる男が居る。
ヘビースモーカーなのか、目の前の灰皿には隙間が無い程のしけもく。
彼はタバコを口に銜えたままにやりと片笑みを浮かべた。
画面にはベルボーイが一人、うつっていた。
SPY GAME--2
ホテルの裏手に一人のベルボーイが立っている。
あたりをしきりにきょろきょろと探るその姿は不振極まりない。
そして瞬間、彼は赤毛の男へと変化した。
堕威だ。
堕威はベルボーイのスーツを小さいアタッシュケースに詰める。
その動きは素早く的確。
すぐにそれを仕舞い終えるとサングラスを付け、黒いコートを羽織颯爽と歩きだした。
堕威が居たのは小さい路地である。
歩いていると繁華街にたどり着き、目立つはずの堕威の赤髪も、堕威自身も不思議な事にすぐにその場になじんだ。
堕威は人の流れにあわせてゆっくり歩く。
進行方向から流れる人と、同じ方向へ流れてゆく人のぎりぎりの位置をキープして。
堕威がふと顔をあげる。
向かいから身長の小さい金髪の男性。
堕威はその姿をちらりと目で見てすぐに視線を戻す。
1歩歩いて
2歩歩いて
どんどん歩いて
すれ違った。
堕威の手には既にアタッシュケースは無い。
彼は証拠処理役の男だ。
堕威の仲間である。
彼等はこうやって人と人の間で、網の目をくぐる様に情報を共有し、やりとりする。
金髪の彼は敏弥の次に堕威と長く仕事をしている。
コードネームは無い。
堕威たちは彼をあの人と呼ぶ事でその不便さから回避している。
彼はコードネームを付けて明かせない程の重要業務にかかわっているから。
堕威はそれをあの人に渡すと一度安堵のため息を漏らし、また毅然と前をむいた。
その時
「や・・・ば」
堕威を睨む若い男。
多分、変装。
「あの人、ごめん見つかった。キラービーと本部に伝えて」
堕威は袖口に付いたマイクロマイクにそう一言言うとそのまま足を早める。
相手もそれにあわすて足を早めた。
堕威は頭の中で数を数えはじめる。
1
2
3
彼の精神安定の儀式
4
5
6
数え終われば
7
8
9
「じゃぁ ね」
堕威は一瞬で消える。
いや、消える様に見える。
男は驚き人込みをかき分け、走り出す。
気付けば堕威は人込みの間を中腰で駆け巡り、道の角を曲がるところ。
堕威と男の激しい追走劇がはじまった。
続く
ねむ・・・・・・・
07月31日(土)
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