ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■恋哀〜れんあい〜
人間ってずるいよね。
恋をしたら綺麗になっちゃうんだもん。
俺は堕威くんを見てそう思った。
近頃の堕威くんはすっごく綺麗に見える。
容姿だけに関わらず、表情とか、仕草とか、
纏うオーラだとか・・・・・・
すっごく急激に
しかも確実に。
それに最初に気付いたのは・・・・多分俺。
ある日
パッと表情が変わったのだ。
そして見る間に綺麗になった。
仕草が、笑顔が、
何もかもが魅力的で・・・・・・
恋をしたんだ。
俺はこの事実に衝撃を受けた。
恋をした堕威くんに恋をする・・・・
何て俺って自虐的なんだろう・・・・・・
でも
今日も堕威くんから目が離せない。
「敏弥どないしたん?」
「えっ・・・・!!」
そしたら・・・気付かれた。
やっぱりあからさますぎたみたい・・・・。
「えっ・・・いや・・・その・・・近頃堕威くん・・・綺麗だなーって・・・」
「えっ!?」
しかも上手く他に言い繕えばいいものを、俺は正直に本音を喋ってしまった。
ほら〜〜〜!!堕威くんびっくりしてるじゃんかー!!
俺の馬鹿馬鹿〜〜〜〜〜〜!!!!
「えっ!あっ!!ごっ!ごめんっっ!気にしないで!!」
俺はあたふたと取り繕ってパッと堕威くんから顔をはずす。
絶対!!!
ぜ〜〜〜〜〜〜〜っっったい!!!
俺今顔真っ赤になってる!!!!
「・・・・・・・・ほんまに俺綺麗?」
その時、堕威くんが真剣な声で俺に問い掛けて来た。
「うん・・・・・最近綺麗になった」
俺は堕威くんに向き直り、そう言う。
「そっか・・・・・・」
堕威くんは嬉しそうに頬を染め、俯いた。
「・・・・・・恋、してるの・・・・?」
何故かすんなりとその言葉が出た。
「・・・・・・うん・・・・・敏弥・・・・引かんといてな・・・・俺、薫くん好きやねん・・・・・・」
「・・・・そぅ・・・なんだ・・・・」
死の宣告をされるよりも辛かった。
「・・・・・気持ち悪いよな・・・男が好きやなんて・・・」
堕威くんは泣きそうな顔で下に俯く。
俺は・・・そうやって俺をズタズタにする堕威くんが・・・
理不尽なのは解っていたが・・・・・
凄く憎く思えた。
「うん、すっごく気持ち悪い・・・吐き気がするね、このホモ野郎!!!」
気付けばそう叫んで彼を睨み付けていた。
堕威くんの顔はものすごく悲壮的で・・・・
俺はそこから逃げる様に駆け出した。
っと同時に思った事・・・・・
これで彼は薫くんよりも俺を気にかけてくれるかな・・・・・・
今日から毎日
俺は謝罪するのだろう。
堕威くんを嘲り笑うふりをしながら
そしてその快感に酔いしれるのだ。
俺を見つめる彼の瞳を感じながら・・・・・・・
愛しているから
どうか俺を見てください。
END
近頃短編ラッシュ!!
キリリク後編UPしなきゃなのに
訣別UPしなきゃなのに
ホントはこのお話悲恋にするき無かったんですけどね。
それじゃあ普通かな?っとか思ってしまって。
ごめんねとっち。いつか恋が実ると良いね☆(この設定じゃ無理やろ)
でも実際さぁ、この二人がぎくしゃくしだしたら、
メンバー気付いて、しかも仕事に支障きたして、
るんばにおっかれて、全部バレると思うんだけれども・・・
まっ☆そこは無視ってことで♪
03月14日(日)
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