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to Die
by 293とうめこ
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■敏堕威デス。爆
ある日、
部屋の中に小さくてキレイな箱を見つけました。
中には何も入っていないけれど、
箱の外側に小さなネジがついています。
「なんだろぉ、これ…オルゴォルかなぁ?」
そのネジをくるくる回してみると、
ギリギリという少し不快な音と一緒に、
小さく音が鳴り始めました。
昔、誰かにもらったものなのでしょう。
曲を聴いていると、とても懐かしい気持ちがしました。
「…。」
すごく懐かしいこの曲を聴いていると。
大好きだったあの人を思い出しました。
「……ぁ、堕威くんにもらったんだ、こぃつ…」
大好きだったあの人にもらった、大切なオルゴォル。
僕の宝物でした。
でも、
大好きだったあの人を失ったあの日、僕は、
このオルゴォルを、部屋のどこかに隠しました。
捨てられなかったのは、大好きだったあの人と過ごした思い出も一緒にすべてが、無くなってしまうような気がしてこわかったから。
でも今、
僕の前にこのオルゴォルがあるということは、もう大丈夫という証拠なのでしょう。
もう二度と逢うこともないだろうけど…
「またどこかで逢えると良いね。堕威くん…?」
いつの間にか、曲は止まってしまっていて。
僕はまた、小さな箱のネジをまいて、懐かしいその曲を聴いていました。
…まったくもって意味不明です。
失礼しました。
葉月さん
12月04日(木)
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