ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■敏堕威デス。爆

ある日、
部屋の中に小さくてキレイな箱を見つけました。

中には何も入っていないけれど、
箱の外側に小さなネジがついています。

「なんだろぉ、これ…オルゴォルかなぁ?」


そのネジをくるくる回してみると、

ギリギリという少し不快な音と一緒に、
小さく音が鳴り始めました。


昔、誰かにもらったものなのでしょう。

曲を聴いていると、とても懐かしい気持ちがしました。

「…。」

すごく懐かしいこの曲を聴いていると。

大好きだったあの人を思い出しました。

「……ぁ、堕威くんにもらったんだ、こぃつ…」

大好きだったあの人にもらった、大切なオルゴォル。

僕の宝物でした。

でも、
大好きだったあの人を失ったあの日、僕は、
このオルゴォルを、部屋のどこかに隠しました。

捨てられなかったのは、大好きだったあの人と過ごした思い出も一緒にすべてが、無くなってしまうような気がしてこわかったから。

でも今、
僕の前にこのオルゴォルがあるということは、もう大丈夫という証拠なのでしょう。

もう二度と逢うこともないだろうけど…

「またどこかで逢えると良いね。堕威くん…?」

いつの間にか、曲は止まってしまっていて。

僕はまた、小さな箱のネジをまいて、懐かしいその曲を聴いていました。




…まったくもって意味不明です。
失礼しました。
葉月さん
12月04日(木)
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