ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■ちゅっ☆
俺はだいちゃんが見えなくなるまでその姿を見送った。


そして

それから幾年もの月日がたち・・・・・

「薫くん」

「堕威」

あの頃のだいちゃんは大きくなって

今俺の隣でGtを弾いている。

こんな偶然、有るとは思わなかった・・・・・・

あの頃の面影を残して大人になった”だいちゃん”は

俺の前であの時と変わらぬ笑顔を俺に与えてくれている。

「堕威、ほっぺたにちゅーして」

「んふっ、薫くんは甘えたやねぇ」

ちゅっ

そう言いながらも俺の頬にキスをする堕威は

あの頃と変わらず俺には可愛く見える。

「もう離さへんよ。堕威、夕日の中で一人で立つんは・・・けっこう寂しいねん」

「うん・・・俺も薫くん置いてきぼりにするなんてもうでけへんよ・・・」

あの頃小さかった俺達は大きくなって、

もうおっさんな年なんやけれども・・・・・・

お互いを思う気持ちだけはあの頃のまんま

純粋なまんまなんだなぁとか思うと。


背中のあたりがちょっとこそばゆいんやけどそれはそれで幸せやな。


END

03月18日(木)
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