ID:30149
日々是修行也
by 弥勒(みろく)
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■** 貴重な体験談
以下コピペだけど・・・ ハプニングバーで逮捕された方(女性)の体験談


その時は、突然やってきました。いつものように、顔なじみの人達と、いつものように遊んでいたら、誰かが言った、「警察」という言葉とともに、フラッシュの光に包まれ、あっという間にフロアが明るくなり、たくさんの警察官がなだれこんできました。

それは、身づくろいをする時間も、ほとんどないようなほんの、数十秒間の出来事だったように思います

呆然とする私達に、警察官は、「動かないで。○月○日○時○分、公然わいせつ罪で、あなた方を現行犯逮捕します」と告げました。

頭が真っ白になって、現状を受けとめられないままでいる私には、お構いなしに、慌しく警察の捜査は進んでいきます。

ほぼ、その時の着衣の状態で、一人一人写真を撮られ(全裸に近い人はバスタオル等でカバーするように指示されました)。それぞれに、警察官がつき、それからの行動を監視、指示され、客も店の従業員も、私達が逮捕された、その瞬間に居た場所へ留められていて、まるで、時を止められたような空間の中を、私は、警察官と共にロッカーに荷物と着替えを取りに行きました。

フロアに戻り、着替えが終わると、携帯電話は押収されました。警察官二人に、両脇を固められた状態で店の外へ連れだされ、待機していたパトカーに警察官二人と乗りこみます。

逮捕されはしましたが、手錠をかけられることはなく、私の姿を、あまり人目にさらさないようにとの配慮も感じられました。ですが、店の外は、普段から人通りも少ないところでしたし、野次馬もいなく、幸いでした。

パトカーの中で、警察官と少し話しはしましたけれど、私の頭の中は、これからのことを思うと、整理がつかないままでしたし、ずいぶんと、適当な返答をしていました。


ハプニングバー、カップル喫茶、パーティ等の摘発が相次ぐ中、ネットなどでも、再々取り上げられていた、「危機管理」。ハプニングバーでの違法な部分は知ってはいたけれど、自分の中では納得がいかないままでした。その危険性も知ってはいたけれど、やはり、どこか他人事だったように思います。


警察に着き、取調室に入って間もなく、腰紐を付けられました。そして、どの時点だったのかは、覚えていないのですが、すぐ外すけどね、と告げられて、手錠もかけられました。

そして、手錠と腰紐をつけられた状態で写真を撮られました。写真撮影の後、手錠は、すぐ外してもらえましたが、腰紐は、ずっとつけらたままでしたし、その腰紐も座っている椅子に固定されていました。

取調べの間に、トイレ等で移動する時は、いつも、その腰紐をつけたままで、当然、いつも、その腰紐の先は警察官が握っていました。

取調べは、罪状の説明から始まり、現住所、本籍地、家族構成、出生地、学歴、職歴、両親の名前、実家・婚家の住所と家族構成、夫の職業と勤務先、夫の年収、夫・私の貯蓄額、等を聞かれます。黙秘権の説明も最初になされていたので、言いたくないことは、答えませんでした。

それから、ハプニングバーをどのようにして知ったのか、行くようになった動機、最初に行った日はいつ頃か、行った回数、店までの交通手段、いつもどのようなことをしていたのか、逮捕された日の入店時間からフロアに入るまでの経緯、フロアに入ってからの状況、逮捕された時の状況、店の従業員の写真を見せられ、その確認、従業員は、どのような接客をしていたのか等、店のことも色々と聞かれます。

取調べの途中で、身元引受人の連絡先を教えてくださいと言われました。夫には知らせたくないと言いましたら、知人、友人、誰でもいいからと言われ、仕方なく実の姉の連絡先を教えました。

取調べも終盤頃に、私と一緒に遊んでいた方達の供述内容と、私の供述内容を照らし合わせての、逮捕時の状況の細かな部分の再確認が行われ、最後に、警察官による供述調書の読み聞かせがあり、その後、もう一度、私自身で調書を読み直しさせられました。読み聞かせの時も、読み直しの時も、訂正すべき箇所は、訂正してもらい、調書一枚一枚に署名と指印をさせられました。




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09月02日(火)
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