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日々是修行也
by 弥勒(みろく)
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■合格祝いディナー
数ヶ月前、S美の転職&試験に合格したらメシをおごる約束をしていた。

合格連絡が届いた数日後、S美にメールを送る

[合格祝いのメシ食べにいく?いつが空いてる?]

《うん、(^_^) いいの? 来週か再来週なら》

再来週のスケジュールが空いてる日を見つけてメールする

”○○日で大丈夫?”

そのメールにS美からの返事はなかったので、本当に予約して良いのか迷ったが、それから1週間ほど経過した約束の前日朝にS美にメールした。 


[明日夜7時に銀座で大丈夫?]  ”お店の予約なんてしていないけど、心当たりのお店があったので銀座を指定しただけ”

それにも、返事が無ければ”オゴリ”の約束は反故にしようと腹をくくっていたのだが・・・


夕方になってS美から《うん(^_^)》とだけ返事が来た。


”ちっ、返事来たか。 そうと決まったら、店の予約しないと・・・”

心当たりのお店に電話するがやはりクリスマス時期でしかも前日の予約となるとかなり厳しい。

目処をつけていたお店に電話すると、「あいにく明日は満席ですが、1組様が9時半からのご予約ですので、6時ごろまでにお越し頂いて夜9時まででしたら・・・」と丁寧な対応だった。

そこで、急遽S美にメールして6時に銀座でも大丈夫か尋ねるが・・・「何もなければ、大丈夫なんだけど、7時が無難。」との返事がすぐに来た。

そのお店は諦め、数件目の電話でようやく1軒のレストランが予約出来た。

待ち合わせの場所を銀座から赤坂に変更し6時40分にする旨をメールするが返事はなかった。 (-_-メ)


ディナー当日、夕方6時過ぎにS美からメールが入る。 『今会社出ました。お茶でもしてようかな』

”昨日のメールには返事よこさなかったくせに・・・”と無視。

6時40分丁度に待ち合わせのコンビに前に到着するとコンビにの中からS美が出てきた。

「タクシーで行くよ」

『うん』

車内で、

『どんなお店?』

「どんなって・・・ (グランメゾンというにはイマイチ及ばないので、、) 普通のレストラン」

『あっ、、そう。  ふつーのレストランなんだ。。。。』 明らかに落胆&不満げな口調


”当たり前だろ、、素っ気無いメールの返事しかよこさない”昔の女”相手に2万以上もするような超高級レストランになんて連れて行くほど俺はお人よしじゃね〜よ。”

「そう、普通のレストラン。苦手な食材ってワサビと辛い香辛料だっけ?」

『う〜ん、ワサビでも少しなら大丈夫。 辛いのも少しなら大丈夫』

「あっ、そう」  ”まぁ、フレンチだから和風のワサビやアジアンな辛い香辛料が使われる可能性はまずありえないし・・・”


程なくしてタクシーは西麻布4丁目に着いた。

外苑西通りを1本入って少し歩くと、左手に目指すお店が現れた。

お店の看板は豪華だ・・・しかも、エントランスは階段かよ

『ひらまつ?』

「うん、ここの西麻布のお店は新しいみたいだけどね。 来たことある?」

『いや、はじめて』


湾曲した階段をあがった2階にレセプション。

スケルトンのエレベーターに乗り、通常は3階に案内されるのが、クリスマスシーズンということもあって普段はパーティ用に使われるR階へと案内された。

テーブルに着席する。

「何か飲む? 食前酒だから、シェリーかシャンパンだけど・・・」


『シャンパン』


S美の表情からすると、お店には満足したらしい。


「本日イチゴベースのシャンパンをご用意しております」とお店のスタッフ(さかなくんに似てた)

『それでお願いします』

「じゃ、私は普通のシャンパンで・・・」 ”シャンパンの銘柄を聞かれるかと思ったけど、それは無かった”


まずは、合格祝いの乾杯でスタート。


クリスマス期間と言うことで、コース料理は選択余地のない1種類だけ。 ただし、手長えびの追加だけは受け付けるというものだった。


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12月15日(火)
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