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日々是修行也
by 弥勒(みろく)
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■過去のログ・・・(こんなの出てきた、笑)
そうではなく、それこそ、もっと、「甘くイヤらしい」ほどのスローな速度で、クリトリスや性感に、指をはわせるのです。


■これは、実際にカップルが二人で確かめればいいのです。
いつもは、むやみに、早く動かしている手や舌を、1秒1cmぐらいの遅い速度で、性感部分の軌道をはわせます。

すると、ゆっくりしていると、とても感じるのに、ある速度を超えると、じっくり味わえないということを女性は明確に感じるはずです。

ただし、体の場所によっては、最も敏感なクリトリスや乳首などと、その他の部位では、敏感さの違いがありますので、
その為に、速度を1秒に1〜3センチの移動と、変化可能な範囲を取ってあります。


この、ゆっくりと、じらすような速度で、
性感帯を指や舌がはいずり回ることで、
女性が、自分の「意識の触手」を伸ばすようになる、
このことが、もっとも重要な原理です。


■ただ、受身で、男性任せ。
そういう女性は多いですし、また、それは間違ったテクニックのひとつでもあります。

セックスでの「リード」というものは、
単に、相手を強制的に「イカせるのをリードする」というのではなく、相手をいかに精神的に、セックスに参加させるかに導くのが
本当のリードです。


■そこで、肝心なのは、
女性が自分に起きている快感を追うために必要な「低速度刺激」にすることです。

そうすれば、女性は、意識が飛んでしまうことなく、その快感を細部まで、満喫して味わえます。


>瞑想が目指す世界との共通点


■これは、たとえば、タントラ(というより和尚のセックス論)の原則でも言われているような、「快感を十全に感じながらも、意識的であれ」をも実現できます。

世間一般の、セックスのうんちくは、女性が意識を失ったり、
記憶が飛んだり、気絶することを、あたかも、自我の喪失であるかのような乱暴な定義しか、できていませんが、いわゆる瞑想の世界では、それでは単に「無意識になる」だけのことであり、ただの「夢中状態」であり、眠りに引き込まれるだけのことです。


■そうではなく、完全に知覚や動作に「没入」しながらも、全く「それと同時に、意識がはっきりとしている」こと、これが、瞑想の目指すものです。

しかし、何も訓練していない人の場合には、セックスであれ、仕事であれ、単に「夢中」になって、
我を忘れるだけか、または、逆に、自覚を保持したままで、感覚に没入できないというどちらかに、陥るしか出来ません。

■この行為になりきる没入と、それを意識化という、一見すると対立して、
共存などは不可能に思える状態を実現することこそが、
古来から、瞑想や座禅がその目的としてきた事のひとつです。



■そういう点からも、この低速度刺激は、
「意識を失うことなく、快感も失わない」という方法のひとつです。



>女性の「意識の触手」を誘導する。


■そして、もう一度言いますが、
ここで重要なのは、女性が「快感をさぐる触手を伸ばす」という行為です。

いわゆるマグロになってしまう女性や、性欲そのものが、ないという女性は、この「自分から快感を求める」という触手が動かないことも原因のひとつです。(むろん、他にも心身の原因はありますが)


そんなときに、いくら、いろいろな刺激をクリトリスや膣内に与えても時間の無駄です。
いくら、イヤらしい言葉をかけても、女性を誉めても無駄です。

そうではなく、女性が、あたかも、自分の両手を広げて、自分の性感をさぐるように意識の触手を伸ばすように、リードすること。
そのための、方法の「一つ」が、「低速度刺激法」です。


■特筆すべきことは、この方法を使うと、
女性の体は緊張せずに、どんどん力が抜けてリラックスするようです。
極めて性的な刺激でありながらも、同時に、癒し系でもあるのです。


■女性が自分から、この「触手」を伸ばすようにするには、その「触手」が起動するための刺激速度があります。

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02月13日(木)
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