ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■訊かれる事も嫌でしたか
同じ想いを、
抱いて居たのだろうか。

同じ事象を見て居たに過ぎず、
異なる場所へと、
向いて居るのだろうか。


其れは、
分からない事だけれど。






ふと零した言の葉に。

瞬時に、
応じる事が出来るのだから。



少なくとも。



互いに、
紡ぎ紡がれて歩んだ刻が。

確かに、
此処には在るのだろう。

















本当は。

ずっと、
ずっと、
待ち望んだ刻だったのだろうか。
















 「五年になるよ?」

俺の一言に。



 「五年になるの!」

間髪入れず、
あの子は応えた。






















相変わらず。


 「診て貰いに。」
 「行かなくて良いの?」

 「体調がおかしかったら来いって言われてる。」
 「でも面倒臭い。」


其処へ触れられる事を、
頑なに拒み。

飽く迄、
決めるのは自身なのだと、
俺を遠避けるけれど。





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References
 May.26 2022, 「治ったねと言えるでしょうか」






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10月21日(金)
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