ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■忘れた様な気がして了うのでしょうか
待ち望み、
希い、
ようやっと手に得る事の出来た日は。



幾度も、
幾度でも。


互いの間で。

積み上げられ、
繰り返される刻に為るのだろう。








其れ故に。


指折る数と証の数の、
其の相違は。

鋭敏に、
想いを突いて泡立てるのか。
















 「何回目だっけ。」

 「四回目だよ。」

 「そうだよね。」
 「三枚しか無いよ。」



幾度数えても、
一枚足りぬ手元の写真に。

あの子の顔が、
僅かに曇る。



























洋菓子を三つ買って、
二人で祝う。

自然で、
不自然な日は。



今年も。

互いの想いを一にする、
確かな刻だけれど。











去年は。

外出も儘為らない、
そんな一日だったのだから。


きっと。

余裕が無かったんだよね。





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References
 Aug.14 2019, 「二人分では想えませんか」
 Aug.14 2018, 「初めての誕生会でしょうか」






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08月14日(土)
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