ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■値段の分からぬ雄でしょうか
其の甘味は。


快楽を揺り動かす物質の、
偽薬として。

自身をも、
酔わせて終うから。




其の主眼が。

時に、
副次的な理由に入れ替わったとしても。


然程、
不思議では無いのだけれど。









例え、
一瞬でも。



想いを濃縮し、
僅か一片に宿る熱量に、
封じて贈る。

其の、
凝縮された想いが、
在るのなら。






甘美な香味は。


十二分に。

人を酔わせる事が、
出来るのだ。






















 「一日早いんだけれど。」
 「良い?」

 「ありがと。」
 「甘い物食べたくなったんでしょ?」

 「分かった?」


姫の、
食欲を満たす為の、
贈り物でも。





 「去年高かったのに喜ばなかったから。」
 「今年は安いやつだよ。」

 「はいはい。」
 「何れ食べるの?」


例え、
価値の劣る贈り物でも。
















其処に、
想い遣る言葉が在るだけで。





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References
 Feb.14 2006, 「味覚が狂っただけでしょうか」






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02月13日(火)
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