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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■彼女の何を知る雄でしょうか
其の日が来る事を、
正式に告げられて以降、
ずっと。
其の違いが何か。
見極めてやろうと、
想って居たから。
心の奥底に埋まり込み、
溶解する事無く留まり続ける、
邪魔な核を。
破壊する為に。
其処に、
何が在るのか。
見極めてやろうと、
想って居たから。
其の雄に向けた、
俺の視線は。
決して、
敵意の現れでは無い。
姫の男友達が。
俺の女友達と違う、
何を有して居るのかを。
逃さず見極めてやろうと、
想って居たのだ。
壁を越えられぬ、
二人の想いを、
如何に進めるか。
其の策を練る為に。
けれども。
違わない。
姫は盛んに、
此の雄との違いを言うけれど。
眼前の雄と、
俺の女友達と、
何ら差が無いのだ。
進んだ酒精に、
酩酊して。
隣の俺へ、
拳と言葉の暴力を振るいながら。
姫は又、
泣き叫び続ける。
きっと、
何れ程の傷を俺に負わせたかなど。
明日は、
覚えちゃ居ないけれど。
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References
Jun.03 2004, 「徐々に追い詰めて居ますか」
May.22 2004, 「既に消せない傷でしょうか」
06月20日(日)
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