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* ラブニカ日記 *
by サチ
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■もりだくさん
いろんなことの感想を書こうと思います。
☆21日「ネジと紙幣」
木原さんと。天王洲アイルってゲームの街みたいだよね、ということで意見が合いました。
ゲームの街でみらい舞台。主演はもりやまみらい、ともさかりえさんです。
原作は近松門左衛門の「女殺油地獄」であるという、そのことしか知らず、その原作を調べるでもなく「みらいくんがともさかさんを殺すのかな」というぼんやりした前知識のみで臨みました。
だから、悲劇でシリアスで暗い感じかなーと予想していたのですが。
すごーく面白かった!悲劇でシリアスだけど笑いがふんだんで。2時間10分休憩なしの、この間に眠る暇もなく、見終わってから「ああ、私ずっとハラハラドキドキしてた…」と初めて気づく感じ。
役者さんがみんな上手い人ばっかりだったという、そのことが大きいんだろうなぁと思います。掛け合いが見事です。…あっ!9係に出てたあの人だ!時効警察に出てたあの人だ!SPに出てたあの人だ!好き!名前がすぐに出てこないけど!みたいな、いわゆる、まかせて安心個性派名脇役さんがたくさんで、みんな見事にキャラ立ち抜群です。
最後に、カーテンコールでキャストが順番に出てくるとき、普通の舞台だと「あー、そういえば居たなぁ」とそこで改めて思い出す登場人物って必ず居ませんか。でも「ネジと紙幣」は一人として記憶の片隅に追いやられていない。今でも全員あげられる自信がある。驚きのキャラ立ち(泡立ちみたいに言ってみた)。
というわけで、とても面白い舞台でした。セットも上手いし…いいもの見た!!!
みらいくんについては、今回はお芝居でダンスシーンがあるわけではないのに、日常生活の中で垣間見える脅威の身体能力…みたいなのにドキリとしました。すげぇな。
みらいくんが出てたテレフォンショッキングは見逃したんですけど、昨日、ともさかさんが出ていたのは見まして。そこで「みらいくんは握力がすごいので、芝居中に腕を掴まれただけでアザになる」という話をしたとき、タモさんが「へぇ、そんなに力あるように見えないのにねえ?」と言ったことに、ビックリしました。
そうか、言われてみればみらいくんはひ弱イメージか。
ともさかさんが真顔で「彼は超人です」と言うのに、ですよね!ってテレビの前で握りこぶしをつくる気持ちでした。
フライヤーによれば、ミライ次回作はカフカの変身らしいです。おお。それっぽい。
☆22日「DREAMBOYS」
待ちに待った!一度きりの!
「どうせ赤着てくるんでしょ」というすばるくんのお言葉であるのに、開演前にあつまったすばるたん6人中、赤を着ている人は誰一人いませんでした。あっでも私は赤い花を着けてて若干ばかみたいな格好であったことを、ここに告白しておく。
そんなわけで始まったドリボ。開幕前にピエロが、いつのまにかすぐ前の席に座ってパンフ見てたりした。
開幕後はまずハッシーを確認しようと思って、舞台上を見つめて…。ハッシー居た!ハッシー居たけどハッシーの両側にだけたくましい黒人2人!なんだそれ!
ドリボ観覧において、考えてはいけない(かと言って感じるのかどうかも分からない)というのは鉄則なのに、出鼻からカオスに触れてしまいました。しっぱいしっぱい。
さて偏った前情報どおり、すばるくんとハッシーは相当仲良しでした。仲良しって言うか、すばるくんのハッシーに対する態度が、マルに対するそれでした。すばるくんがわざと落としたスカーフをはっしーがなんども拾ったり。後ろから手を回してみたり、視線を投げかけては笑わせ合っていたり。うんつまり仲良し。干支がいっしょだけど気負わず遊ぶ2人。
すばるくんはずっと難しい顔をしている役ですが、後ろを向いているときはほぼ笑っていました。でも正面を向くと難しい顔。瞬時に切り替えます。その切り替えのうまさに感心しそうになって、いやいや、そもそも後ろを向いているときに笑う必要がないんだと気づきました。
てごしは、神でした。
キクゾウさんの話によれば進化もしているらしい。神なのに進化もするんだね。ABOは惚れます。最後ネクタイをくわえるのを見て、なんていうか、ガビーン!てなりました。
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09月25日(金)
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