ID:27228
* ラブニカ日記 *
by サチ
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■(’∨’*)
来週のワットMステ楽しみですねえ…な金曜日。
今日の道明寺さん可愛かったすよ大賞は、家の前で待ってたときの一連の動作(手を腰に→手をパタパタ)に差し上げたいと思うんですけど、どうかしら!
★
えー、では、かえってきた水カツンをそそくさと。どうぞ。
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☆ ウォーターカツン 後編/3 ☆
突然、「俺の曲をシンクロで使うの、やめねえか?」と言ったのはJOKERでした。
実はJOKERは、あれほど打ち込んでいたラップ部を、退部していました。
きっかけは、いつぞやのラップ大会でした。
その大会にはJOKER憧れのラップ界のKINGが審査員として招かれていました。KINGの前で渾身の演奏を見せたJOKER。会心の出来栄えでした。しかし、KINGはJOKERの演奏に何の反応も示しませんでした。「お前、才能ないyo」そう言われたような気がしました。
それ以来、JOKERはラップへの自信をなくしてしまっていたのです。逃げるようにラップ部をやめ、シンクロの助っ人を買って出ました。
けれど、シンクロ練習で自分の曲を聞くたびに辛い気持ちがこみあげ、また、シンクロを逃げ道にしていることへの罪悪感は募る一方でした。
そうとは知らない中丸くんたちは、突然のJOKERの言葉に、ただ、驚きます。
「そんな・・・どうして!?あんなにいい曲なのに!」中丸くんは言いました。
曲が変わってしまうと、シンクロの構成そのものが変わってきます。それは困るので他のメンバーも口々に「お前の曲が必要だ」と言い募りました。けれどJOKERは耳を貸しません。
「別に、その曲じゃなきゃいけねえってこと無いだろ。どうしてもってんなら、お前らで勝手にアレンジでも作曲でもしろよ」
そしてJOKERはそのままプールを後にしました。
というわけで、とりあえず残ったみんなで曲を作ってみることにしました。
亀梨くんは「絆」という曲を作りました。
「いい曲だけど、シンクロ向きではないよな?」「またいつかカップリングでは出したいけどな?」
赤西くんは「ムラサキ」という曲を作りました。
「なんでムラサキ?」「朝のプールの色だよ」「そうかな…?」
上田くんは「ラブインスノー」。
「夏にスノーは…」「プールにスノーは…」「ちょっとスノーは…」
などなど。
けっこう曲はできましたが、シンクロに合う曲はなかなか見つかりません。
「やっぱり…やっぱり俺は、聖くんのあの曲がいいよ」
「そうだよね…」
中丸くんの言葉に、田口くんも頷きました。
「僕さ、足を怪我している間、ずっとあの曲にはげまされてたんだ。前からラップ部の作る音楽が好きで、帰り道に口ずさんでたら『今のところはリズムが違う!』なんて、すれちがいざまに田中くんに怒られたことがあって…あのときは怖かったな…」
懐かしそうに語る田口くん。
自分の曲とリリックに自信を持っていたジョーカー。リズムの違いを許さない。それでこそジョーカーだったのです。なのにあんなふうに、勝手にアレンジしていいと言うだなんて…。ちなみにこの辺ネタのようですけどオール創作なのでおねがいしますね…。
一方、その頃のJOKERは、ひとりで河原に来ていました。自然の中にいると心が落ち着きます。
そのときです。むこうのほうから高い悲鳴が聞こえてきました。
「キャアアア!」
駆けつけたJOKERが見たのは、いつぞやのちびっこギャングが、7,8人の男たちに取り囲まれている光景でした。高い悲鳴はちびっこギャングの声でした。
「てめえら!そんなチビ相手に何してんだ!」
「えっ?」
JOKERの凄み声に、7,8人の男たちはいっせいに振り返りました。よく見ると彼らは、先日シンクロ指導に来てくれた関西系学校の人たちでした。更によく見ると、ちびっこギャングを取り押さえているのは全員ではなく、彼らのうち1人だけのようでした。
「どういうことだよ!?」
「いや、うちのメンバーがすいません」
「道ふさがれて、途中までオトナな対応してたんですけど、なにかのキッカケでキレてしまって…」
「Bガタンですわ」
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11月11日(金)
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