ID:26167
マシンガン★リーク
by 六実
[826466hit]
■おいこみ
昨夜は唐突に思い立ってミズナツキPB(第一期)をひっぱりだして見ました。いや、確か夏吉さんが女装してた写真があったよなぁ。あれがしぃナツキのナツキなんじゃないかという目論見で(えー)。でも実際みたらすっごいごっついベルトしているほうに爆笑してそれどころじゃありませんでした。ベルトか!やっぱりベルトなのか!むしろしぃナツキのナツキはプライベートフォトでベッドのうえにねそべっって花を髪に飾ってかわいこぶっているあの写真です。南国の午睡から、花の香りと君の笑顔で目が覚めた……ってむっさんの頭の中のしぃナツキって一体なんなのー!
そろそろちゃんとしぃナツキを説明したほうがいいかもしれないいやしないほうがいいかもしれない。
それはさておきー!
花組さんマイ初日。
春野さんラスト公演。
冒頭のマルセイユ駅に立った春野さんの、帽子の陰から片目だけのぞく目が、ものすごく無垢、というか何もなくてびっくりしました。生まれたての何かのよう。この人は最後にもう一度再生しているのかもしれない、それを今私は目のあたりにしているのかもしれないなぁと思いました。もう、なんだろうねあの脱皮感は(脱皮言うな)。
とはいえオペラは主に真飛壮真飛壮真飛壮でした。
[花組メモ:真飛さんの話]
というわけで、巷で話題のシモンおやびんの酔っ払い芸なんですが……ごめんなさい、私はどこの志村けんがいるのかと……ああああああ言っちゃった。でもオヤジ芸の方向が同じだったと思う。もういつ「だっふんだ」って言うのかと……あああああ更に言っちゃった。
しかしシモンおやびんで問題にすべきことはそこじゃなくて!むしろ「あんたどんだけ乙女なの!ドリーマーなのー!」と声を大にしてツッコみたい。知らないうちに事件に巻き込まれて施設に行ってしまった友との最後の繋がりである、手紙の封筒を机の引き出しに大事にしまっていた。最後の手がかり、最後にアイツが触れたその封筒をいつまでも捨てられない。そして再会した友を疑った夜、あいつを好きなのにあいつを許せない俺の、せめて渡すことのできる「金の切れ目」、その封筒にそっとしのばせた。封筒からは、あの日のサボンの匂いがしていた、みたいなストーリーが曝け出さん勢いで見えちゃう辺りとか(あたしだけとは言わせないわよ!)(いや君だけだ)。かたや「せっけん彫刻が得意なんだぜ!」とカジノのルーレット台の上で日曜彫刻家「この仕事をしていなかったら俺はレオナルド・ダヴィンチになれたはず」って目ぇキラキラしちゃってさぁ!……かわいすぎる、おっさんなのにかわいすぎる、そんなおやびんに部下もメロメロだと思います。しかしあんなにいい攻が揃っているのに(むっさん判定ではみつる以外は攻)、おやびんにはジャンヌが目を光らせているので、受ける隙(ってナニそれ!)がありません。そんな感じに真飛さんは新たにおっさん受というジャンルを確立するといい。
それはさておき、劇中にあったアルテミスとオリオンの物語はそのままジャンヌとシモンの物語でもあるんじゃないのかなぁと。パリで出会った踊り子・ジャンヌにいつものように手を出したら思いっきり張り飛ばされた。こいつ強ぇ!オラ自分より強い奴に会うとワクワクすんだ!(キャラが違います)。でも正に「男の弱さを女の優しさが愛せる」な感じで、出会いの場面を創造、いや想像すると楽しくなります。ゆなひこ君に書いて欲しい。
で、ショーの話。多分、皆さんが思われているより私真飛さんを見ているんだと思うんですが、ほんとほとんど壮一帆さんとシンメなんでオペラワークがたいへーん(笑)。
[5]続きを読む
11月18日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る