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マシンガン★リーク
by 六実
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■クリストファー・ロビン
 私はIKEAが好きでけっこうひとりで遊びに行っているんですが、「そろそろ家族連れとカップルだらけの中ひとりでまぎれこむのがしんどくなりました」と言ったら(苦笑)オトモダチがつきあってくれました(ありがとう!)。と言うわけで今日はいちいち感じたこととか「これウチにあります」とか「これこのあいだはなかったです」とか「これ狙っているんです」とか「ぴんくでかわいーの」とか諸々漏れた金平糖とか(え?)を全部口に出していたら、IKEAを出てきたときには喉が痛くなってました(笑)。あー、やっぱり私しゃべってなんぼだ。でも割と何度行っても楽しいです。結構マメにマイナーチェンジされているし、ラインナップも色々変わるし、無駄に自分のワンルームに夢が開きます(笑)。



 で、昨日は雪組さん行ってきました。



[雪組メモ:銀薔薇年代記全体メモ]

 タイトルを見たときから、設定を読んだときから、ポスターを見たときから駄作の香りがしているのが否めなかったのですが(ばっさり)、いい感じに裏切られました。たのしかったー!
 正直、脚本のヌルさとか、ベタさとか、カユさとか(多分これが一番大きいかも)もあるんですが、それを越えて楽しかったです。なんだろー、なんでこんなに楽しかったんだろー。特別にご贔屓さんがいるわけでもないし、下級生なんか全然わかんないし、ツッコみどころもたくさんあったし、それじゃあ作品的に優れているのかと問われれば、ちょっと口ごもる(笑)。よかった、上手だった、感動した、というのではなくてなんかすごく楽しかった。出演者も、客席も、一緒になっていたような感じもあるのかなぁ。あの日あの時あの場所でしか味わえない楽しさ。「タカラヅカって楽しい」そんな風に胸いっぱいになりました。
 そんな気持ちを抱きつつ、いつものように作品的な話をすると、やっぱりあのラストシーン必要だったのかなぁというのがまず一番に出てきます。でもこの「必要だったのかなぁ」は「いらないでしょ?」っていう意味じゃなくて、文字通り「?」になります。無くてもよかったし、あってもよかった、私の中で賛否両論なのですよ(笑)。
 ただ思ったのは、小柳先生が抱く「ヴァンパイア」のイメージが両極端に出ちゃったのかなぁと。ポスターの雰囲気にみられるような「ヴァンパイア」というゴシック的な暗黒的な猟奇的なという外見的なイメージ(オープニングとか最後にヴァンパイアコスで出てくるとことか)、と「ヴァンパイア」という永遠を生きるものの孤独という内面的なイメージ(本編はこれがベースになっているんだと思う)、それが両方極端にでちゃったかなぁと。まあ、どっちもやりたかったのが小柳先生のやりたかった事なんだろうけれど、本編があんな感じに明るく楽しく盛り上がってしまった為に、なんとなくそういうヴァンパイアの外見的なイメージがエキシビジョン、ちょととってつけた風に見えたかな、とぼんやりと思いました。
 最初に「シルバー・ローズ・クロニクル」というタイトルを聞いたとき「またご丁寧に萌えそうな単語ばかり集めて」って思ってしまったのですが、確かにクロニクル(年代記)だったなぁと。想いが繋がり想いが重なり想いが続くクロニクル。


[雪組メモ:銀薔薇年代記個別メモ]

・とりあえず力いっぱい言いたいことは「みんなもっとユミコ男爵を称えるべきだ」という事です。やー、ユミコ男爵素敵だったなぁ。一番印象に残ったのが、実は本編ではなくてフィナーレの男役タンゴの後のソロダンス。……す、すごくカッコよかった(素)。ひゃあってなったひゃあって(素)。ごめん今までユミコ先輩踊れる人だって思ってなかったから(芝居の人とか歌の人って認識だったから)。芝居してヨシ、歌ってヨシ、踊ってヨシ……なんか今更ながらリスペクトして帰ってきました。
 余談ながらエリオットのオタク的行動で一番リアルだったのは「怪奇映画がすきなんでしょ」と問われ一旦「それほどでも」と否定するところと、「みんなは馬鹿にするけれど」という具合に自虐的なところだと思いました。なんというか身につまされた(笑)


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10月28日(日)
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