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マシンガン★リーク
by 六実
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■9月9日はかけざんの日
だって「九九」だから。
というのを三日ほど前に思いつきました。今年は間に合わなかったので、来年は何かしたいと思います(笑)。
宙組役替わり観てきました。
で、現地で同じ公演観ていたオトモダチを誘ってごはんとお茶。先週も思ったのですが、今の私にとって仕事以外の人と話をするのってほんと貴重というかなんかちょっと漲ってくる(笑)感じです(単に喋り足りなかっただけなんじゃね?)(笑)。たーのーしーかったー!
[宙組メモ:役替わりの話]
蘭寿先輩のロドリーゴを見ていて、やっぱりロドリーゴはみっさまの役だよなぁと思いつつも、そのあまりのピュアさに射抜かれました。あのひと、なんであんな大人なのにピュアなんだろう。少年性からくるピュアさとはまた違う。
蘭寿先輩のロドリーゴとまちゃみシルヴィアはまさに「おとぎばなしのなかの王子さまとお姫さま」だったんじゃないかなぁと。きっと二人は幼馴染、シルヴィアの方がいっこ年上。「ぼくおっきくなったらシルヴィアちゃんをお嫁さんにするよ」きれいな王子さま、きれいなお姫さま、絵に描いたような王子さまとお姫さま。その事件がなければきっと大人になった二人はそのまま結ばれて、めでたしめでたしで終わるはずだった。
ところが王子さまに襲い掛かる現実。僕のお姫さまなのに、僕のおじさんのお嫁さんになってしまった。幸せになれるはずだったのに、なんの疑いもなく幸せになれるはずだったのに。夢見るように互いの心を通わせていたのに。蘭寿先輩のロドリーゴはそんな夢と現実の狭間に苦悩している青年に見えました。決して夢見がちというわけではなく、その夢は確かに現実となるはずだったのに、叶わなかったこと、叶えられなかったこと、そしてそれを自分の力ではどうにでもできないこと。そうしたすべてのものに苦悩していた。けれどもフェルナンドとの出会いで、夢見る青年は現実を手に入れようとする。夢をかなえるために。そして青年は現実を手に入れた。
けれども少女は青年よりも一足先に現実を手に入れて(現実に目覚めさせられて)いた。そして少女は「どこか遠くへ逃げたい」と再び夢の中へ戻りたいと願う。夢から現実に目覚める青年と、現実から夢へ逃げる少女。互いに同じ夢の中にいたはずなのに、どうしてすれ違ってしまったのだろう。それに気付いた少女は、もう夢へ逃げることも、青年の手に入れた現実へゆくこともできない。ただ、これまでの現実(過去)を背負って、ひとり命を絶った。
きっと今度は同じ夢をみましょう。そしてこんどは同じ現実を手に入れましょう。
っていう風に見えました(ぜんぜんわかんない!)(笑)。
蘭寿ロドリーゴがあまりにもピュアで、夢をピュアに信じて現実を取り戻そうとした姿が余りにもピュアだなぁと思ったのです。あと女の子の方が先に現実に目覚めるよな、とも。幼いというよりは無垢、かなぁ。いやだから無垢って英語で言うとピュアじゃん?ああああああ(混乱中)。
んで(無理矢理話題変換)、みっさまのラモンを見ながら、やっぱりラモンは蘭寿先輩の役だよなぁと思いつつ、その柄違いの役を技術でモノにしているんだからすごいなぁと。ぶっちゃけ蘭寿先輩のラモンは当たり役過ぎて人柄でやれちゃうのですが(演じてない、という意味ではなくてね)、それをみっ様はその技術でやっていたな、と。どっちもすごいことだと思うんですよね、当たり役が来るという事も、当たり役じゃなくてもやれるという事も。あと歌えることって本当に武器だなぁと。
どちらも役替わりとして面白かったです。こうなってくるともう1回、元の役を観てみたくなるのですが、それは劇団の思うツボなので、とりあえずこれにて宙組さんマイ楽です。
[宙組メモ:やっぱり気になるので言っておきます]
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09月09日(日)
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