ID:26167
マシンガン★リーク
by 六実
[827240hit]

■「女」はつくれるが「人」はつくれない
(今日は前置きなしに)
 星組さん舞初日(舞い上がったのか)(うん)。
 私星組担なんで、ベルばらだろうがなんだろうが、あの人たちが出ている以上は隅々まで美味しくいただきますよー。


[男達の挽歌:立樹遥さんのアンドレ編]

 全ツにて市川→北海道と進化をしていた立樹アンドレなんですが、東宝に来て初期化どころか別のソフトがインストールされていましたよ!うわ、そうきたのか。なんというか市川版から更に輪をかけて突き抜けてしまっていました。「はっはっはー!」ていう笑い声がゴシック体どころか勘亭流になっていたカンジ?(わかりがたい)なんというかひとりだけスケール違うカンジ?(わかりがたい)、これをいい方に解釈していいのか悪いほうに解釈していいのかもさっぱりわからないのですが、おもしろかったです。ほんと突き抜けてた。あんまりにもあの笑い声と突き抜け感が素晴らしすぎて、「待て!アンドレ!」で退場してからもいつ「はっはっはー!」って出てきちゃう(きちゃう?)んじゃないかと気が気じゃなかったです。そのあとのフェルゼン・アントワネットの別れの場面でも「そーだそーだ、別れるのがいいぞう!はっはっはー!」って出てきそうで!(震)ほんとでかい、もういろんな意味ででかすぎる。
 トウコオスカルとの今宵一夜はなんか生々しかったです……(そう思うのは君だけだ)。
 ま、そんな風にネタいじりしつつも(いやこれで全然アリなんですが)、うっかり心打たれてしまったのが、立樹アンドレの死に際です。撃たれても、悲壮感がない。自分が打たれた傷を確認しつつもそれが痛いとか辛いとかじゃなくて、ただ、ただ最後までオスカルには笑顔を見せるアンドレ、笑顔を見せつづけようとするアンドレ……(ずぎゃーん!)。
 そもそも陰の役であるアンドレを陽のしぃちゃんがやっているという点で、色々今までとは違ったものが見えているんですが、なんというかその死に際で、それまでのおおきさとか突き抜け感とかが全部収束していったなぁと思いました。


[男達の挽歌:英真なおきさんのルイ16世編]

 全ツで大真くんがルイ16世をやったときに、原作のあんな場面とかこんな場面とかどうしてやってくれないのー!と歯軋りしつつ脳内補完していたんですが、今日くみちょのルイ16世を見ていて「あ、そもそも宝塚版のルイ16世って原作からまるっきり離れているオリキャラ(違)だ」と気付きました。原作からの乖離度か一番高い、というか全然別物だと。それをちゃんと宝塚版のルイ16世として今回見事に構築して見せてくれたなぁと思いました。こんなにルイ16世に感情移入したのは初めてです。王妃アントワネットの寂しさや悲劇を強調する為の場面の集まりではなく、ルイ16世として一個の個人として見えてきたというか。原作で書かれている「実はよき君主だった」「民衆を思っていた」というルイ16世の「いい面」がまったく書かれていない宝塚版のルイ16世、お人よしで、とぼけていて、国を司る力も無くて、それでも自由となのつくものは何もなくて、王妃の愛も手に入れることができなくて、それでも王妃を思っていて、ただひとりの父であり、最期にはすべてを受け入れていった人。愚かで、悲しくて、それでも強い人。最後にただ一言「ゆくぞ」と残して去ってゆく、その姿に心打たれました。くみちょいい、くみちょ最高。薔薇タンの大ハッスル(すげー)とあわせて今回のMVP最有力候補です(早!)


 いずれもまだまだこれから役柄的には深まってくると思うのですが、現時点で心打たれてしまった、二人の男の死に様。男達の挽歌。やばいなんか漏れそう(しまって!)


 以下だらっと順不同メモ。

[ベルサイユのばらメモ]

・トウコさんのオスカルが終始ぬれそぼっていた、いやマジで!いやマジで!
・星娘が勢ぞろいするだけで無条件におかしいザーマス隊。マリーノとエレナ様は「どっちの頭に薔薇がたくさんのっかるか」の82期頂上決戦をしているんだと思います(笑)。
・そんな星娘を従えて、タキちゃんがやりすぎるかと思っていたんですが、意外なことに制していました(己と星娘を)(笑)。いや、あのバランスは絶妙だなぁ。

[5]続きを読む

02月18日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る