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マシンガン★リーク
by 六実
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■わたしだけ、は時に甘く時に辛く[完了]
オギー、あんたにゃ負けたよ……(ちびまるこ風)。
花組さんを観てきました。
初見の時にオギーの脚本が時間枠に対してはみ出てている、と言いましたがあれ訂正します。つうか単に私が理解していなかっただけ?と客席でうろたえました。時間枠にははまっていると思いました、ちゃんとそれぞれの物語はちゃんと完結していると思いました。物語全体としてもちゃんと完結していると思いました。ただそれを理解する為には、あの一時間半に詰め込まれた膨大な情報量を理解しなくちゃ無理なんですよ、つうか一回観ただけじゃわからないよオギー!
というわけで初見の時以上にどっかんどっかんキテしまいました。すごいイイ話だ。いい舞台だ。皆なんてかわいそうなものがたりなんだうわわわわん(白鬘斜めジョバ走り)(懐)……って気分になりました。
思わず幕間に追加チケットを探してしまったんですが(……)、いや、金ないし、次星組だし、でもここでもう一回行っておかないと後で後悔してまた博多まで日帰りしちゃうんじゃないかと心配で心配で!(大人になってください六実さん)。
というわけで、オギーへの完敗宣言と共にまとめることはあきらめました。以下、言いっぱなし箇条書き、もとい過剰書きマラケ酒泥酔メモです。
[マラケ酒泥酔メモ]
・初見の時にはレオンの存在だけが、なんか物語から浮いちゃっているなぁと思っていたんですが。パリを起点として繋がっていたのだなぁと思いました。パリに本当の自分を置いてきてしまったリュドヴィーク、パリで全てが止まってしまっている(あるいは唯一の自我が取り残されている)オリガ、パリから逃げて来たイヴェット、パリへのあこがれを抱くレオン。そうやってパリを起点にして、四人のそれぞれが交錯している。
・物語の主人公はリュドヴィークではないと思いました。なんというか彼はもっと超越したものに見える。むしろ主人公はオリガとイヴェットかと(ヒロインではなく)(見た目にわかりやすい主人公はイヴェットだと思いますが、オリガの一連の物語はタイトルロールを握ってもおかしくないと私は思います)。
・そう思ったら、同じパリを起点にしている四人のうち、2人(男性陣)が死んで、2人(女性陣)が生き残るっていうのは、上手くいえないんですがぐっときました。
・生死、というか帰るところにもどったという事ですかね?アマンの言う「彼の周りには帰るところをもたない人ばかりが集まる」(うろ覚え)、四人が四人とも「帰るところ」を持たなかった。けれどもオリガとイヴェットは帰るところを見つけた、あるいは見つけようと歩き出したんだと思います。リュドヴィークとレオンは帰れなかった。レオンに関しては本当は帰る場所は母親の元であったはずなのに、すぐ近くに帰れる場所があったのに、それに気付かずに死んでしまった(ぐあーん)。
・何度でも言う。オリガがかわいそうでかわそうでからっぽでかわいそうで(言葉は整理してから話してください)。パリの回想場面はもうぐあんぐあんきっぱなしです。
・今日気付いたのですが、あの場面でリュドヴィークとオリガが微妙にリンクしあっていたように思いました。オリガが王子との恋に酔いしれている場面で、リュドヴィークは螺旋階段の上で叶わぬ恋の思い悩み(ここの螺旋階段にくたんとなっている姿がすごい素敵)、王子去られたオリガが、王子の後姿に手を差し伸べているところで螺旋階段の上で同じように手を差し伸べる仕草をしていた。リュドヴィークがイヴェットと恋を謳っている時、オリガは螺旋階段の上で雨に濡れた捨て猫のような風情で佇んでいる(この後にクリフォードがオリガに向って手を差し伸べて、それにたたっと螺旋階段を降りて、差し伸べられた手に縋ろうとして、ためらうオリガがすごいたまらない)。初見の時に、リュドヴィークとオリガは恋愛ではないと言いました。どちらかと言えば「同化」「投影」「似ているもの」、つまり「×」ではなく「≒」という感じではないかと思いました。
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06月11日(土)
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